食べるのに時間がかかってしまう

お子さんの食事がなかなか終わらなくて困っていませんか?スムーズにごはんが食べられるように、まずは食事の環境を見直してみましょう!

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噛むことや飲み込むことが得意でない子は、集中して食べても食事の時間が長引いてしまいます。
食材は、お子さんが前歯で噛みちぎることの出来るサイズにカットしてみるのもよいでしょう
噛んだり飲み込んだりするのが少し苦手で、時間がかかってしまうのかな?そんなときは…の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
「噛む」ことで、口腔機能の発達は促されます。

しかしその発達が未熟なために「噛むのが苦手」という時期には、食材を必要以上に小さくしたり柔らかくしすぎてしまうと、発達を促す機会が減ってしまいますので、調理の加減には注意したいところです。

まずは奥歯で噛む機会を逃さない程度の大きさを残すように、前歯で噛み千切れるサイズにカットしてみましょう。

一度に口に含む量を少なくする工夫をしてみましょう 少しずつすくうように伝えるのも良いですが、すくえる量が少量になるような小さめのスプーンを使うのも良いでしょう。
ワンポイント
噛む力や飲み込む力は年齢などにそって段階的に成長します。もし不安がある場合は、お子さんのできるペースでゆっくり練習しましょう。
ほかの工夫
監修者
高畑 脩平 先生
白鳳短期大学 リハビリテーション学専攻 作業療法学課程 講師 奈良教育大学特別支援教育研究センター 研究員 奈良県障害者総合支援センター 作業療法士
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