食べすぎてしまう
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ごはんをしっかり食べてくれるのはうれしいけれど、度を越した食べすぎは心配になってしまいますよね。満腹の感覚が鈍くわかりにくいお子さんもいます。食事の量をコントロールするためのアイディアをご紹介します。
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楽しく食べている時に「もうおしまい!」と言われて、泣いて怒り出す子には、「おかわりカード」を活用してみましょう。事前にお子さんが理解しやすいようにルールを決めておくことが大切です。
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「おかわりカード」を作ってみましょう
紙にごはんの絵を描き、その上に「おかわりカード」と書いたおかわりカードを作ります。
カードはおかわりをしてもいい回数分作ります。(2回おかわりしてもいいなら2枚用意する) 2 食事の前にカードをお子さんに渡します 「ここに2枚おかわりカードがあります。◯◯くんは、お腹が空いていたらこれを使って教えてね。カードがなくなったら、おかわりもおしまいだよ」
「カードの数だけおかわりができるよ。カードがなくなったらおかわりもおしまい。次のごはんを楽しみにしようね」
などと、お子さんに伝えます。このとき、お子さんが理解できるような説明を心がけましょう。
3 お子さんが「おかわりカード」を差し出してきたら、受け取るときに残りの枚数と約束も一緒に確認しましょう 「あと1枚残っているね。あと1回おかわりができるね」と声を出してお子さんと確認しましょう。 4 おかわりカードがなくなったときにおかわりをやめることができたら、おもいっきりほめてあげましょう
ワンポイント
おかわりカードの枚数は、お子さんの食べる量を考えて決めましょう。また、カードの枚数を減らせない場合はおかわりの分量を減らすことで調整しましょう。もともとの茶碗を小さくしておき、お子さんが納得できるおかわりの頻度と一緒に、1回の食事で食べる量を調節するのも一つです。
カードはおかわりをしてもいい回数分作ります。(2回おかわりしてもいいなら2枚用意する) 2 食事の前にカードをお子さんに渡します 「ここに2枚おかわりカードがあります。◯◯くんは、お腹が空いていたらこれを使って教えてね。カードがなくなったら、おかわりもおしまいだよ」
「カードの数だけおかわりができるよ。カードがなくなったらおかわりもおしまい。次のごはんを楽しみにしようね」
などと、お子さんに伝えます。このとき、お子さんが理解できるような説明を心がけましょう。
3 お子さんが「おかわりカード」を差し出してきたら、受け取るときに残りの枚数と約束も一緒に確認しましょう 「あと1枚残っているね。あと1回おかわりができるね」と声を出してお子さんと確認しましょう。 4 おかわりカードがなくなったときにおかわりをやめることができたら、おもいっきりほめてあげましょう
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井上 雅彦
先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授
公認心理師
専門行動療法士
自閉症支援士エキスパート
LITALICO研究所 客員研究員
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