お箸がうまく使えない

お箸を使うためには、前段階としてスプーンで上手にすくえるようになることが大切です。3本の指でスプーンを持ち上手にすくえるようになったらお箸に進みましょう。お箸の下の部分はスプーンと同じ、食べものをすくう役目を果たします。小指と薬指は固定の役割、親指と人差し指と中指の三本は操作の役割を果たします。

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お箸を使うためには、前段階としてスプーン操作が必要になります。
3本の指でスプーンを把持し上手にすくえるようになったらお箸に進みましょう。

お箸の下の部分はスプーンと同じ、食べものをすくう役目を果たします。
小指と薬指は固定の役割、親指と人差し指と中指の3本は操作の役割を果たします。
ルール・準備物
短い鉛筆やクレヨン、コインと貯金箱
指3本でクレヨンを持ち、くるくると絵を描いてみましょう
お箸の前段階、スプーンを使うときの3本指はしっかり動かせている?そんなときにオススメの遊びは…の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
その時、クレヨンは縦でも横でも構いません。
3本の指で持つ事に慣れることがポイントです。
鉛筆やクレヨン、スプーンの3指持ちにもう1本加えるとお箸操作になります。まずは3指持ちができる様になることが大切です。
3本指を使用するような遊びを取り入れてみましょう
お箸の前段階、スプーンを使うときの3本指はしっかり動かせている?そんなときにオススメの遊びは…の画像2 クリックすると別画面で開いて拡大できます
コインやビーズを粘土の中に入れて、粘土を広げる、粘土からビーズをつまみ出すような宝探しをしても楽しいですね。

おもちゃの自動販売機や、貯金箱をつかったり、遊びを工夫してみましょう。
ワンポイント
お子さんの興味、関心のあるアイテムをつかって遊んでみましょう。 鍵を差し込んだり、お財布からお金を取り出したり、自動販売機でジュースを買ったりと、日常生活には3指を使う活動がたくさんあります。 出来るだけ、お子さんが「やりたい」と思ったタイミングで挑戦する機会を作ってあげましょう。
ほかの工夫
監修者
高畑 脩平 先生
白鳳短期大学 リハビリテーション学専攻 作業療法学課程 講師 奈良教育大学特別支援教育研究センター 研究員 奈良県障害者総合支援センター 作業療法士
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