食事をいやがる

「ごはんだよ」と声をかけても来てくれない、おなかは空いてるはずなのにごはんは食べたがらない……考えられる理由と解決のヒントをご紹介します。

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食事自体が嫌なのではなく、何か苦手なもの、食べたくないものがあるのかもしれません。

けれど、それを「いやだ」を伝える方法が分からず「食事そのもの」から逃げたくなっているのかもしれませんね。

「これは食べたくない」という意思表示ができるように練習しましょう。
1 お子さんの様子を観察してみましょう 「苦手だから食べたくない」と言葉で表現できない様子がみられたら、こちらから声をかけてあげましょう。 2 お子さんが答えやすい方法で質問してみましょう
嫌いな食べ物を伝えられなくて「(全部)食べたくない!」と言ってるのかな?そんなときは…の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
言葉で伝えられそうな場合は、「食べたい?食べたくない?どっち?」と二択で質問します。

「食べたい」「食べたくない」を表した◎☓の絵カードを使ったり、「嫌なときは、こうやって教えてね」と首をふるジェスチャーなどを促してみましょう
3 「食べたくない」と意思表示ができたら下げましょう
嫌いな食べ物を伝えられなくて「(全部)食べたくない!」と言ってるのかな?そんなときは…の画像2 クリックすると別画面で開いて拡大できます
まず、何よりもきちんと意思表示をすれば伝わる、という事を経験してもらいましょう。
泣きわめいたり、その場から逃げてしまう等ではなく。「落ち着いて自分の気持ちが言えれば理解してもらえる」という経験を積むことは、今後のやりとりにも重要になってきます。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
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