他人との距離感が近い

大きくなったのに未だに「だっこ」をせがんでくる、異性の友達やはじめて会った人との距離が近いわが子・・・。人懐っこいのはいいけれど、相手の気持ちをわかってほしいときもありますよね。ほどよい距離感を身につける練習をしていきましょう。

112060 view

小学校の中学年くらいになると家族にだっこも不自然に。しかも身体も大きくて大変ですよね。身体接触の少ない別のスキンシップに少しずつ変えていきましょう。
年齢にあったスキンシップの取り方を、お子さんと一緒に考えてみましょう
スキンシップの取り方が、年齢ごとに変化していかないなぁ…と感じたときはの画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
「○年生になったら背中トントンだよ。」などと説明します。 いくつかの距離感のパターンから「ちょうどよい距離」を学びます
スキンシップの取り方が、年齢ごとに変化していかないなぁ…と感じたときはの画像2 クリックすると別画面で開いて拡大できます
スキンシップの取り方が、年齢ごとに変化していかないなぁ…と感じたときはの画像3 クリックすると別画面で開いて拡大できます
イラストを使ってお子さんと一緒に考えてみましょう。

相手との関係性や気持ちから、適切な距離を判断するのは最初は難しいため、まずはパターンやルールで教えるようにしましょう。
適切な距離を1つのルールで覚えたい場合は、大人と一緒に練習してましょう
スキンシップの取り方が、年齢ごとに変化していかないなぁ…と感じたときはの画像4 クリックすると別画面で開いて拡大できます
どのくらいの距離がいいか、実際に大人と子どもで距離をとって確認します。「腕一本分だね」など具体的で「見て分かる」ように伝えるのも良いでしょう。

ワンポイント
客観的に見て、「距離が近い」に気付くことが目的です。 絵に描かなくても、お子さんの様子を写真やビデオにとって見せるのも良いでしょう。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
当サイトに掲載されている情報、及びこの情報を用いて行う利用者の行動や判断につきまして、正確性、完全性、有益性、適合性、その他一切について責任を負うものではありません。また、掲載されている感想やご意見等に関しましても個々人のものとなり、全ての方にあてはまるものではありません。
『小学校』TOPへ戻る >