活動を中断させようとすると、暴言や暴力が見られる

好きなことを止めさせようとすると、感情的になって暴言や暴力をしてしまう……。気持ちのコントロールの練習と、切り替えのストレスが減る工夫をしましょう。

75462 view

活動に熱中しているときに、「もうおしまい」と言われると、つらい気持ちになってしまい、暴言や暴力につながることがあります。
子どもが活動に熱心に取り組む前や、活動のきりがよさそうなタイミングで声をかけるようにしましょう。
タイミングを見計らって声をかけるようにします
子どもが熱心に取り組んでるとき、声をかける最適なタイミングは?の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
活動を始めたら、お子さんは夢中になって遊ぶので、始める前にあらかじめ伝えましょう。
また、「針が5にきたら声をかけるからね」などと事前に予告しておくのも重要です。
ワンポイント
ただ「おしまいにするよ」と声をかけると、活動の途中で今すぐにやめなければいけないと思ってしまい、パニックになってしまう場合があります。 子どもが活動をやめるタイミングで声をかけることで、落ち着いて次の活動に切り替えられるようにしましょう。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦 先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授 公認心理師 専門行動療法士 自閉症支援士エキスパート LITALICO研究所 客員研究員
当サイトに掲載されている情報、及びこの情報を用いて行う利用者の行動や判断につきまして、正確性、完全性、有益性、適合性、その他一切について責任を負うものではありません。また、掲載されている感想やご意見等に関しましても個々人のものとなり、全ての方にあてはまるものではありません。
『困った行動』TOPへ戻る >