会員登録すると子育ての工夫が読み放題
トップなどでおすすめのコラムやサービスも表示されます
メールアドレスで無料会員登録
アカウントをお持ちの方
ログインする
トイレトレーニングを始める前に知っておきたい、身体の発達のこと
オムツがはずれない、おしっこやうんちの予告がないなど、トイレトレーニングに関する悩みごともありますよね。ここでは、排泄のコントロールのために必要な「身体・大脳の未成熟」と「こだわり」という2つのお話をします。
37791
view
お子さん本人から「トイレに行きたい!」といった予告が無い、
などトイレトレーニングに関する悩みごともありますよね。
ここでは、排泄のコントロールのために必要な「身体・大脳の未成熟」と「こだわり」という2つのお話をします。
おむつがとれるには、「身体」と「大脳」の成熟が必要といわれています。
身体が大きくなるにつれ、尿をためておく膀胱の容量が増していきます。
そして「大脳」が成熟してくると、膀胱に尿がたまったことが大脳に伝わり、
大脳からは「おしっこがたまったよ」という合図や「おしっこを出して」という指令が出るようになります。
そして尿意を意識するようになり、おしっこを我慢するか出すかを意図的にコントロールできることになります。
つまり、「身体」と「大脳」の成長が十分整えば、自然におむつは外れる可能性は高いと考えられます。
一方で、「身体」や「大脳」は十分に成熟しており、おしっこをできる力があるのに、「トイレへ行こうとしない」という場合もありますよね。
「トイレはオムツでするものだ」という認識が強いことが原因になっている場合もあります。
大人が「トイレへ行こう」と無理に誘っても、余計にこだわりが強くなってしまう場合も少なくありません。
そういった場合、
「○歳の誕生日になったらパンツにしよう」や「小学校に入学したらパンツにしよう」といった、お子さんにとっても分かりやすい時節の区切りなどを目安に、パンツに移行できる場合もあります。
お子さんに合った促し方を考えられると良いですね。 ※記事中の画像はイメージです
監修者
高畑 脩平
先生
白鳳短期大学 リハビリテーション学専攻 作業療法学課程 講師
奈良教育大学特別支援教育研究センター 研究員
奈良県障害者総合支援センター
作業療法士
当サイトに掲載されている情報、及びこの情報を用いて行う利用者の行動や判断につきまして、正確性、完全性、有益性、適合性、その他一切について責任を負うものではありません。また、掲載されている感想やご意見等に関しましても個々人のものとなり、全ての方にあてはまるものではありません。
専門家が解説!発達の基礎知識