お菓子を食べないと癇癪をおこす

お菓子が食べられないと泣き叫んで怒ってしまったり、お菓子ばかり食べてしまって食事をあまり食べなくなるのも心配ですよね。ここではお菓子を上手に楽しめるアイディアをご紹介します。

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生活の中で、お子さんが楽しいと感じることが「お菓子」だけだとどうしてもお菓子を求めるようになりますね。また、いいことをしたごほうびもお菓子だけになってしまいます。お子さんがお菓子だけでなく、他のおもちゃなどの楽しみを作れるよう、お子さんが楽しくなる活動、お気に入りの物を探してみましょう。
お菓子以外の「楽しい!」「やりたい!」を見つけられるよう、親子でいろんな遊びを試してみましょう
楽しみがお菓子だけになってしまってるかな?と感じたときは…の画像1 クリックすると別画面で開いて拡大できます
おもちゃを使った遊びだけでなく、手遊びやくすぐりなど身体接触を伴う様々な遊びを試してみましょう。

お子さんが声を出して笑うものや、「もう1回!」と依頼してくるような遊びを見つけられると良いですね。
遊びだけでなく、好きな感覚や状況も探してみても良いでしょう
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身体にぎゅっと圧がかかる状態が好きなら、外出先でもぎゅっと抱きしめたり、手遊びの中で腕をぎゅっぎゅっと握るような遊びをチョイスしたりするのも良いでしょう。
好きな遊びを見つけたら、お菓子から少しずつ置き換えてみましょう はじめから全ての場合をお菓子から置き換えるのではなく、3回に1回はお菓子をあげる、など少しずつトライしてみましょう。

お子さんからのお菓子の要求があった場面で「ダメ!」などといきなり断ることもあるでしょう。そのときに、断るだけではなく「それもいいけど、◎◎しよう!」と声をかけて一緒に遊んでみるのも良いですね。

また、口の中の感覚遊びの1つとして何か口に含んでいる状態が好きなお子さんもいます。

その場合は、おしゃぶりこんぶやガムなど長時間食べられるものをおやつにしたり、口以外の手先の触感などでも気が紛れるのか小さなボールを握らせて試してみたりと、お子さんに合った方法を考えてみましょう。
ワンポイント
普段からお子さんがどんなものが好きなのかをよく観察してみましょう。また、いろいろなおもちゃや活動にチャレンジして、お子さんが楽しめるものの幅を広げていきましょう。
ほかの工夫
監修者
高畑 脩平 先生
白鳳短期大学 リハビリテーション学専攻 作業療法学課程 講師 奈良教育大学特別支援教育研究センター 研究員 奈良県障害者総合支援センター 作業療法士
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