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勝手に食べ物を出して食べてしまう
買っておいた食材やお菓子をお子さんが知らない間に食べるので間食が多くなってしまう……なんてことはありませんか?ダメって分かってるけど衝動的に食べてしまう、満腹感があまりなく、すぐおなかが減ってしまう、何故食べてはいけないのか分かっていない、など背景は様々です。子どもが守れるようにルールを決めて、その困りごとを解決しましょう。
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お子さんの取りやすいところにあらかじめお子さんの食べていいものを置いておくことで、食べていいものと勝手に食べてはいけないものの区別がつくようにします。「勝手に食べてはいけません!」と禁止されるのではなく、「ここに置いてあるものならOK」とお子さんにとっての自由があることでメリハリをつけやすくなります。
「食べてもいい」や「○○くんのおやつ」と書いた紙などを貼って、お子さんの手の届く場所に置きます。
文字が読めない場合は○×で示したり、お子さんのすきなキャラクターを貼っておくなどでも良いでしょう。 お子さんにも、タッパーの中に入っているものは自由に食べていいけれど、他のものはダメだということを伝えましょう。 初めは、「おやつを取っておいで」と声をかけて、子どもにタッパーからおやつを取り出してもらう機会をつくり、ルールをイメージできる経験を積めると良いでしょう。
ルール・準備物
小さいかご、タッパーなど
冷蔵庫に入るサイズのタッパーやかごを用意します。「食べてもいい」や「○○くんのおやつ」と書いた紙などを貼って、お子さんの手の届く場所に置きます。
文字が読めない場合は○×で示したり、お子さんのすきなキャラクターを貼っておくなどでも良いでしょう。 お子さんにも、タッパーの中に入っているものは自由に食べていいけれど、他のものはダメだということを伝えましょう。 初めは、「おやつを取っておいで」と声をかけて、子どもにタッパーからおやつを取り出してもらう機会をつくり、ルールをイメージできる経験を積めると良いでしょう。
ワンポイント
冷蔵庫だけでなく、常温保存のお菓子なども同様にしてたべていいものと勝手にたべてはいけないものを分けることができます。また、お子さんの目に入るとどうしても食べたくなってしまうものなどは、手の届かない所や見えないところに隠しておくという工夫も必要です。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦
先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授
公認心理師
専門行動療法士
自閉症支援士エキスパート
LITALICO研究所 客員研究員
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