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偏食・好き嫌いが激しい
身体のためにもいろんなものを食べてほしいのに、好き嫌いが激しいと心配になってしまいますよね。なぜ偏食や食べ物の好き嫌いがあるのか、その背景を見つけて工夫してみましょう。
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特定の栄養素がとれていれば、そのものが食べられなくてもあまり気にすることはありません。中にはアレルギーやそういった体質をもっているお子さんもいるので、心配な場合は病院でアレルギーのチェックをしてもらってください。
食材の何が苦手なのかを見つけ出して、その苦手を取りのぞく調理方法を試してみましょう。
味なのかにおいなのか、見た目の色なのか舌触りとかみ応え、飲み込みにくさなのか?お子さんが食べられない理由を探ってみましょう。
カレーのルーにとかしこんだり、ハンバーグに混ぜ込んだりすると見た目にも入っていることが分かりづらく、味や臭い、食感も変わるので食べやすくなることがあります。
お魚やお肉などのにおいが苦手な場合は、血抜きやぬめりとりなどで臭み抜きを徹底したり、生姜などの香辛料で臭みを打ち消す工夫をしてみるのもよいしょう。
食材の何が苦手なのかを見つけ出して、その苦手を取りのぞく調理方法を試してみましょう。
味なのかにおいなのか、見た目の色なのか舌触りとかみ応え、飲み込みにくさなのか?お子さんが食べられない理由を探ってみましょう。
お魚やお肉などのにおいが苦手な場合は、血抜きやぬめりとりなどで臭み抜きを徹底したり、生姜などの香辛料で臭みを打ち消す工夫をしてみるのもよいしょう。
ワンポイント
偏食や激しい好き嫌いは、一人ひとり何らかの理由があります。食感が苦手、においが苦手、食材が混ざっているのが苦手など…どうして嫌だと感じるのか理由を考えることで、対策が見つかるかもしれません。「(苦手な食材が)入ってないよ」と言われて食べたら、実は苦手な食材が入っていた…という経験を重ねると、食べる際に不安が生まれてしまうことがあるので、あまりお勧めではありません。食べる量をお子さん自身が決める、大好物と一緒に食べる、盛り付けを工夫するなどお子さんが「食べてみよう」と自分から思える工夫をすることで食べられるようになることもあります。ほかにも、理由なく食べられなかったけれど、ある日突然平気になることもあります。
発達障害のある子どもの場合、さまざまな感覚過敏やこだわりがあるために偏食になることがあります。こだわりには、家では食べられるのに学校ではダメ、あるいはその逆など場所によって食べられたり食べられなかったりすることもあります。レストランなどの人ごみのなかでは食べることができず、車内や自宅では食べられるというお子さんもいます。
場所や場面によって食べられたり、食べられなかったりする場合には、栄養自体は取れているので、無理せずスモールステップで長期戦でチャレンジしていくことがおすすめです。
お子さんにとってもご家族にとっても食事は「楽しい時間」であるとよいですね。
ほかの工夫
監修者
井上 雅彦
先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授
公認心理師
専門行動療法士
自閉症支援士エキスパート
LITALICO研究所 客員研究員
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