食べるのに時間がかかってしまう
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お子さんの食事がなかなか終わらなくて困っていませんか?スムーズにごはんが食べられるように、まずは食事の環境を見直してみましょう!
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食べることは好きなのに、じっとできない・・・お子さんにとっては、じっとできない理由があるかもしれません。長い時間集中しているのが難しい子には、食事中にあえてお話したり動いたりしてもいい時間を作ってみましょう。メリハリをつけて少しずつ、短時間でも食事に集中できるようにしましょう。
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食事の前に、十分にからだを動かして満足してから着席するようにしましょう
まだまだ動き足りない状態では、じっと座ることが辛いのかもしれません。
2
食事をいくつかに区切り、食べ終わったら自由時間にして、立って歩いたり、お話をしたりしてもよいことにしてみましょう
最初から、食事全てを完了するまで着席する、というのは難しいかもしれません。
小皿一皿ずつに区切って、少し遊んだり少し歩いたりする自由時間を挟んでも良いでしょう。
その場合、自由時間にはお子さんと予め長さを決めてタイマーではかり、終わったらまた席について食べるようにします。
お子さんによっては立ち歩きからまた着席までの切り替えが難しいこともあるので、お子さんの様子に合わせて調節しましょう。 3 慣れてきたら少しずつ食事の時間をのばして立ち歩く時間を少なくしていきましょう
ワンポイント
短い時間でも集中して食べることができたら思いっきりほめます。ほめてもらえることからお子さんは、「タイマーで切り替える」ことに意欲的になります。またほめられることにより、お子さんは食事は楽しい時間だと感じるようになります。
小皿一皿ずつに区切って、少し遊んだり少し歩いたりする自由時間を挟んでも良いでしょう。
その場合、自由時間にはお子さんと予め長さを決めてタイマーではかり、終わったらまた席について食べるようにします。
お子さんによっては立ち歩きからまた着席までの切り替えが難しいこともあるので、お子さんの様子に合わせて調節しましょう。 3 慣れてきたら少しずつ食事の時間をのばして立ち歩く時間を少なくしていきましょう
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井上 雅彦
先生
鳥取大学 大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授
公認心理師
専門行動療法士
自閉症支援士エキスパート
LITALICO研究所 客員研究員
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