「外ではいい子なのに、家では激しい癇癪のわが子」子どもの心理や対応は?【専門家に聞いてみました】
ライター:発達ナビPLUS
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「学校では優等生なのに、家ではイライラすると一気に爆発する」「外では大人しいけど家ではわがままし放題」このようなお悩みはありませんか?今回は、「外ではいい子なのに家では大変……」というお子さまの心理と対応について、公認心理師の菅佐原洋先生にお伺いしました。
監修: 菅佐原洋
公認心理師
臨床心理士
臨床発達心理士
LITALICOジュニア チーフスーパーバイザー
慶應義塾大学先導研究センター、常磐大学助教を経て、現在LITALICOジュニアとLITALICO発達ナビのチーフスーパーバイザーに。
発達障害のあるお子さまへの直接支援、幼・小・中学校での特別支援アドバイザー、大学・教育センター・医療機関でのスーパーバイズなど発達臨床歴25年超。
臨床心理士
臨床発達心理士
LITALICOジュニア チーフスーパーバイザー
外ではいい子・家では大変……!子どもの心理と対応ポイントを心理師が解説!
なぜ「外ではいい子なのにお家では癇癪」?
ーー「外ではいい子なのにお家では大変」この背景は何でしょうか?
菅佐原:まず、大前提として「外ではいい子。家では大変……」というのは、決して特殊なことではありません。
例えば、大人でも「外ではうまく振る舞おう、頑張ろう」と思って仕事などを頑張り、その分お家ではリラックスして緩めていると思います。
外と家とで立ち居振る舞いを使い分けるのは、特性の有無や大人・子どもにかかわらず、どんな人にも見られることです。
ただ、外(学校など)と自宅とで落差が大きいという場合は、外で“頑張りすぎている”可能性があります。
自宅での癇癪の頻度が増えた、こだわりが強くなった、などが見られる場合は、お子さまの「家以外の場所の負荷が高まりすぎている」ことが背景にあるかもしれません。
「外で頑張っている分、ゆっくりできるお家でくらいは自分らしくいたい」「家族に甘えたい」ということで、疲れの発散やエネルギー切れの充電をしている、と捉えることができます。
菅佐原:まず、大前提として「外ではいい子。家では大変……」というのは、決して特殊なことではありません。
例えば、大人でも「外ではうまく振る舞おう、頑張ろう」と思って仕事などを頑張り、その分お家ではリラックスして緩めていると思います。
外と家とで立ち居振る舞いを使い分けるのは、特性の有無や大人・子どもにかかわらず、どんな人にも見られることです。
ただ、外(学校など)と自宅とで落差が大きいという場合は、外で“頑張りすぎている”可能性があります。
自宅での癇癪の頻度が増えた、こだわりが強くなった、などが見られる場合は、お子さまの「家以外の場所の負荷が高まりすぎている」ことが背景にあるかもしれません。
「外で頑張っている分、ゆっくりできるお家でくらいは自分らしくいたい」「家族に甘えたい」ということで、疲れの発散やエネルギー切れの充電をしている、と捉えることができます。
注意したい「過剰適応」
菅佐原:ただ、1点気を付けないといけないのは「過剰適応」というケースです。
「過剰適応」というのは、外での頑張りを続けるのが難しいくらい負担が大きい状態です。
お子さまによっては「いい子に振る舞わなければならない」と思い込んでいたり、「怒られるのが怖い」といった不安から頑張りすぎてしまうケースもあります。
先ほどお話ししたように、外と内とを使い分けるのは、ある意味「社会性」として必要なものです。
しかし、過剰適応の場合は「そうしなければ」という強い不安に突き動かされ、過度な負担が長く続いている状態になります。
いずれにしても、お子さまにとって過度な負担が続いている状況で、エネルギーの「充電」と「消費」のバランスが大きく「消費」に傾いてしまっていることになります。
そのため、「お家で大変」というのは、お子さんの「外の環境がとても大変」というサインとして受け止めることが大切です。
「過剰適応」というのは、外での頑張りを続けるのが難しいくらい負担が大きい状態です。
お子さまによっては「いい子に振る舞わなければならない」と思い込んでいたり、「怒られるのが怖い」といった不安から頑張りすぎてしまうケースもあります。
先ほどお話ししたように、外と内とを使い分けるのは、ある意味「社会性」として必要なものです。
しかし、過剰適応の場合は「そうしなければ」という強い不安に突き動かされ、過度な負担が長く続いている状態になります。
いずれにしても、お子さまにとって過度な負担が続いている状況で、エネルギーの「充電」と「消費」のバランスが大きく「消費」に傾いてしまっていることになります。
そのため、「お家で大変」というのは、お子さんの「外の環境がとても大変」というサインとして受け止めることが大切です。
保護者がすぐにできる基本的な対応は?
ーーどのようなサポートが考えられますか?
菅佐原:基本的には、
・なぜそんなに頑張らざるをえないのか?(何が不安なのかなど)
・子どもの負担になっていることはなにか?
を確認することが大切です。
もちろん自宅の中でのサポートもあると思いますが、お子さまにとって負担が高い「外」の環境を変えないと、結局お子さまの大変さは減らないことになります。
また、外で頑張っていると先生からは「問題なく過ごせている」という評価になり、「特に困っていることはない」と思われている可能性があるため、先生とお話してみることも必要なサポートになります。
菅佐原:基本的には、
・なぜそんなに頑張らざるをえないのか?(何が不安なのかなど)
・子どもの負担になっていることはなにか?
を確認することが大切です。
もちろん自宅の中でのサポートもあると思いますが、お子さまにとって負担が高い「外」の環境を変えないと、結局お子さまの大変さは減らないことになります。
また、外で頑張っていると先生からは「問題なく過ごせている」という評価になり、「特に困っていることはない」と思われている可能性があるため、先生とお話してみることも必要なサポートになります。
癇癪が起きた時のNG対応は?
ーー学校生活を整えている間も、お家で癇癪が起きることはあると思いますが、癇癪が起きた時のNG対応はありますか?
菅佐原:親であれ人間ですから何でも受け止めきれるかというと、決してそうではないと思います。
ただ、癇癪が起きているということは「それだけ今大変なんだ」というサインとして受け止める視点も大切です。
そして大事なことは、大人の側がお子さまの癇癪に巻き込まれない、ということになります。
全てを許容したり受け止める必要はないですが、巻き込まれてしまうとお互いにイライラしてしまい、発散がうまくできなくなります。
癇癪が起きている時は、トイレや別室に行くなど物理的に距離を置くなどして、巻き込まれないようにすることが大切です。
菅佐原:親であれ人間ですから何でも受け止めきれるかというと、決してそうではないと思います。
ただ、癇癪が起きているということは「それだけ今大変なんだ」というサインとして受け止める視点も大切です。
そして大事なことは、大人の側がお子さまの癇癪に巻き込まれない、ということになります。
全てを許容したり受け止める必要はないですが、巻き込まれてしまうとお互いにイライラしてしまい、発散がうまくできなくなります。
癇癪が起きている時は、トイレや別室に行くなど物理的に距離を置くなどして、巻き込まれないようにすることが大切です。
子育ての不安は誰に相談すればいい?
ーー子育てをしていると、自分の関わり方で大丈夫なのかな?と不安になる時もあると思います。このような場合、どこに相談するといいでしょうか?
菅佐原:学校のことであればスクールカウンセラーの先生や担任の先生に相談することもあるかと思います。
そして、保護者自身もしっかり発散していく、つらい気持ちやストレスを吐き出していくことが大切なので、ご自身のことを話せる(相談できる)場所があることは重要です。
自治体の女性相談や心理学部等のある大学に付属する心理相談室といった機関もあります。
私も監修しているオンラインサービスの「発達ナビPLUS」では、テキストで直接専門家に相談することができます。
オンラインで顔や氏名を知られることなく相談できるので、多くの保護者の方がご自身のストレスやお気持ちもご記載くださっています。
「この関わり方で合っているのかな?」や「子育てがしんどい」といったお悩みを抱え込まないよう、ぜひご自身にとって利用しやすいものを見つけていただきたいなと思います。
菅佐原:学校のことであればスクールカウンセラーの先生や担任の先生に相談することもあるかと思います。
そして、保護者自身もしっかり発散していく、つらい気持ちやストレスを吐き出していくことが大切なので、ご自身のことを話せる(相談できる)場所があることは重要です。
自治体の女性相談や心理学部等のある大学に付属する心理相談室といった機関もあります。
私も監修しているオンラインサービスの「発達ナビPLUS」では、テキストで直接専門家に相談することができます。
オンラインで顔や氏名を知られることなく相談できるので、多くの保護者の方がご自身のストレスやお気持ちもご記載くださっています。
「この関わり方で合っているのかな?」や「子育てがしんどい」といったお悩みを抱え込まないよう、ぜひご自身にとって利用しやすいものを見つけていただきたいなと思います。
発達支援の専門家にお子さまの個別相談もできる「発達ナビPLUS」
外側からはなかなか見えづらい子育ての大変さやつらさがあり、周囲には相談しづらい、理解してもらえない、といったご家庭の声が多く寄せられます。
「発達ナビPLUS」は、特性のあるお子さまの子育ての「どう対応すればいいのかな?」「誰かに相談したい」といったお悩みをオンラインでサポートするサービスです。
公認心理師や児童精神科医、作業療法士、言語聴覚士などの50名以上の発達支援の専門家が、解説動画やテキスト相談で保護者の子育てのお悩みに寄り添います。
・子育て解説動画が見放題
・LITALICOジュニアでも活用中の8,000点の支援教材が使い放題
・専門家に個別にわが子の相談ができる
・LINEでAIチャット相談し放題
子どもにあった関わり方を知りたいといった人は、ぜひこの機会に「発達ナビPLUS」のサイトを覗いてみてください。
「発達ナビPLUS」は、特性のあるお子さまの子育ての「どう対応すればいいのかな?」「誰かに相談したい」といったお悩みをオンラインでサポートするサービスです。
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