安心で生活しやすい環境を目指して

下校方法を分かっているけれど、キーホルダーを確認しているようです
下校方法を分かっているけれど、キーホルダーを確認しているようです
Upload By ゆきみ
忘れやすい、不安が強いなどの特性がある場合、放課後の予定について朝から長い時間ずっと覚えておかないといけないのはつらいはず。覚えていられるとしても、いつでも目で見て確認できるのは「安心」に繋がるので、不安が強いうちの子には合っていたようです。

これからも、何度も質問してきたり、確認をとったりしてくることを「安心」に繋げられるようにサポートしたいです。そして、少しずつ成功体験を積み重ねられるように意識しながら、親子共々、生活しやすい環境を作っていけたらいいなと思います。

執筆/ゆきみ
(監修:室伏先生より)
下校にあたってのゆうきさんのご不安と、不安に対する工夫について共有してくださりありがとうございます。ASD(自閉スペクトラム症)の特性があるお子さんは、見通しが立たないことに対して不安を抱くことが多く、分かりやすくその日のスケジュールを提示することが不安の解消に有効です。また、言葉で聞いたことよりも見たことのほうが理解しやすく、頭に残りやすいという性質をもつお子さんが多いので、視覚的に情報を提示することも有用となります。下校予定のキーホルダーはまさにこの二つを上手に利用した方法で、私もとても参考になりました。お子さんの不安をキャッチして、工夫を施したり、環境を変えることで、より安心して生活ができるようにサポートできたらいいですね。
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https://h-navi.jp/column/article/35030363
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