1歳半健診では要観察。しかしある日突然……!?
そうして1歳半健診を迎えたのですが、その時点でもかーの言葉は出ていなかったので、経過を見ることになりました。しかしある日かーが……
「マンマ」「ママ」と言い出したのです。ごはんの時や私と一緒にいる時に、まるで私に呼びかけているかのように言い続けたのです。
うれしさのあまり、かーの経過を見てくれていた保健師さんには「言葉が出たのでこれからはもう大丈夫です!」と伝えました。早速私は「言葉が出る」「言葉が増える」という絵本や玩具を買い与え、かーの好きな手遊びや歌で言葉を引き出そうとしました。しかし、そこからかーの言葉が増えることはなかったのです……。
かーのそれからについては、また別の機会に書いていこうと思います。
うれしさのあまり、かーの経過を見てくれていた保健師さんには「言葉が出たのでこれからはもう大丈夫です!」と伝えました。早速私は「言葉が出る」「言葉が増える」という絵本や玩具を買い与え、かーの好きな手遊びや歌で言葉を引き出そうとしました。しかし、そこからかーの言葉が増えることはなかったのです……。
かーのそれからについては、また別の機会に書いていこうと思います。
執筆/かしりりあ
(監修:鈴木先生より)
発語がない場合、初めに否定しなければいけないのは難聴の有無です。先天性のものから中耳炎後の後天性のものまであります。正確にはABR(聴性脳幹反応)という検査で確認できます。難聴以外でも言葉の出方が奥手なお子さんはいます。表出性言語障害と言われており、集団に入ってから発語が増えていくのが特徴です。一般的には2歳までに単語が、3歳までに2語文が出ればいいとされています。難聴がないのであれば、早めに集団の中に入れてあげることもいいかもしれません。
発語がない場合、初めに否定しなければいけないのは難聴の有無です。先天性のものから中耳炎後の後天性のものまであります。正確にはABR(聴性脳幹反応)という検査で確認できます。難聴以外でも言葉の出方が奥手なお子さんはいます。表出性言語障害と言われており、集団に入ってから発語が増えていくのが特徴です。一般的には2歳までに単語が、3歳までに2語文が出ればいいとされています。難聴がないのであれば、早めに集団の中に入れてあげることもいいかもしれません。
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
知的発達症
知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
知的発達症
知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
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