おわりに

「フクローじいさんとベル子ちゃん」大阪公演の舞台裏、いかがでしたか?つくり手の方々の熱い思いを知ったうえで劇場に行くと、また違った視点で楽しむことができそうですね。今まで興味があっても劇場に行くことをあきらめていた人も、このような取り組みが広まることで、ハードルがぐっと低くなるのではないでしょうか。誰もが気軽に楽しめる劇場が、全国どこにでもあるのが当たり前……そんな未来も近いかもしれません。

目次立樹さんプロフィール

舞台『フクローじいさんとベル子ちゃん』脚本・演出 目次立樹さん
舞台『フクローじいさんとベル子ちゃん』脚本・演出 目次立樹さん
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目次 立樹(めつぎ・りっき)
俳優・脚本・演出家。1985年生まれ、島根県松江市出身・在住。

松居大悟とともに旗揚げした劇団「ゴジゲン」の活動を中心に、数々の舞台、映像作品に出演。

主な出演作に、映画『くれなずめ』、映画『アルプススタンドのはしの方』、パルコ・プロデュース「Birdland」、シアターコクーン・オンレパートリー「民衆の敵」など。

ほかに、とりアート2021「オト・コト古事記」(演出)、とりアート2023「ゆたかの星」(脚本)など、地元山陰での活動も精力的に行っている。

現在、NHK Eテレ『おかあさんといっしょ』内で放送している人形劇「ファンターネ!」の原案・脚本を担当。

鈴木京子さんプロフィール

国際障害者交流センタービッグ・アイ事業プロデューサー兼副館長 鈴木京子さん
国際障害者交流センタービッグ・アイ事業プロデューサー兼副館長 鈴木京子さん
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鈴木 京子(すずき・きょうこ)
1999年 舞台・イベント制作会社 有限会社リアライズを設立。
2001年 同年より国際障害者交流センター ビッグ・アイの事業企画に関わる。
2011年 株式会社リアライズ退社、国際障害者交流センター ビッグ・アイ 事業プロデューサー
2018年~ 国際障害者交流センター ビッグ・アイ 副館長(現在)
ビッグ・アイの仕事をきっかけに障害のある人が舞台芸術に表現者や鑑賞者として参加できる舞台の企画、制作や全国の劇場・音楽堂等の研修会講師、企画・制作等のコーディネートをおこなう。
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。

※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

知的発達症
知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。

ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。

ADHD(注意欠如多動症)
注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。
ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。

SLD(限局性学習症)
LD、学習障害、などの名称で呼ばれていましたが、現在はSLD、限局性学習症と呼ばれるようになりました。SLDはSpecific Learning Disorderの略。
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