課外授業を活用すれば通信教育はもっと楽しい
通信制高校のWebでの課外授業は、実際に先生に会って話をしたり、友だちをつくりたいという人には物足りないかもしれませんが、Webだからこそ来てくれる講師の方もいらっしゃいますし、実際に宿泊したり移動したりすることを考えると、すごくコスパが良いなとも思います。
また、職業体験型の課外授業は、将来の進路を考えるうえで大きなヒントを与えてくれると思います。私自身、娘が課外授業に参加することで「娘自身が」「自分の適性を知る」ことの大切さを実感しました。親が「向いてる、向いていない」と言っても、子どもはそれで納得なんかしませんものね。
通信制高校をお子さんの進学先として検討されている方にとって、こうした課外授業があることが、お子さんの未来を考える一助になればと思います。
執筆/寺島ヒロ
(監修:藤井先生より)
Webでの課外授業を通じて、多くの体験をすることができたのですね。さまざまな体験をすることで、自分自身が何が好きなのか、得意なのかを知る、自己理解する良い機会になると思いました。通信制高校も学校数、生徒数ともに増加していてきています。文部科学省のデータによると、平成17年には175校だった学校数が、令和5年には289校に増加しています。平成17年には約18万人だった生徒数が、令和5年には約26.5万人に増加しています。多様な学習ニーズに対応できるように、選択肢が広がることは良いことですね。通信制高校も数多くあり、学校によって特徴はさまざまです。お子さんと相談しながら、通信制高校も探すことをおすすめします。
(監修:藤井先生より)
Webでの課外授業を通じて、多くの体験をすることができたのですね。さまざまな体験をすることで、自分自身が何が好きなのか、得意なのかを知る、自己理解する良い機会になると思いました。通信制高校も学校数、生徒数ともに増加していてきています。文部科学省のデータによると、平成17年には175校だった学校数が、令和5年には289校に増加しています。平成17年には約18万人だった生徒数が、令和5年には約26.5万人に増加しています。多様な学習ニーズに対応できるように、選択肢が広がることは良いことですね。通信制高校も数多くあり、学校によって特徴はさまざまです。お子さんと相談しながら、通信制高校も探すことをおすすめします。

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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。

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