学生生活も一区切り、心の余裕を大切に歩んでいきます!
そして、無事に第一志望の学校に合格することができました。小学校の入学式の時は補助の先生に手を引かれて入場してきていたタクですが、立派に成長している姿を見ていると感慨深い思いです。
高校は義務教育とは違うので、中退や退学の心配もあります。しかし生きている限り心配事はつきもの。あまり先のことは考えすぎずに少し先のことを中心に考えると、親として心に余裕を持てると実感しています。高校生活では親の目が届かない時間も多くなりますが、先生としっかり連携をとってタクが充実した学生生活が送れたらいいなと思います。
タクが小さい頃に周りの先輩ママに言われた「成長と共に気になる行動は少しずつ減っていくよ」という言葉は、昔の私にとってはあまりにも遠い未来の現実味がない話でしたが……今こうやって成長したタクを見ると、あの言葉通りになったのかなと思います。つらくて何度も逃げ出したくなる日もあった育児でしたが、今度は私がタクからいろいろと学びながら、育児に悩む方へ向けて前向きに情報発信していきたいなと思います。
執筆/もっつん
高校は義務教育とは違うので、中退や退学の心配もあります。しかし生きている限り心配事はつきもの。あまり先のことは考えすぎずに少し先のことを中心に考えると、親として心に余裕を持てると実感しています。高校生活では親の目が届かない時間も多くなりますが、先生としっかり連携をとってタクが充実した学生生活が送れたらいいなと思います。
タクが小さい頃に周りの先輩ママに言われた「成長と共に気になる行動は少しずつ減っていくよ」という言葉は、昔の私にとってはあまりにも遠い未来の現実味がない話でしたが……今こうやって成長したタクを見ると、あの言葉通りになったのかなと思います。つらくて何度も逃げ出したくなる日もあった育児でしたが、今度は私がタクからいろいろと学びながら、育児に悩む方へ向けて前向きに情報発信していきたいなと思います。
執筆/もっつん
(監修:新美先生より)
息子さんの高校進学までの進路選択と受験までの変化や成長について詳しく聞かせてくださりありがとうございます。
タクくんは精密機械や鉱物が大好きで手先が器用とのことで、ぴったりの工業系の高校という目標が見つかったことはとても良かったですね。学校見学などがきっかけで、自分がここに行きたいと思える目標やモチベーションが明確になると、今までの姿とガラッと変わって頑張れるというお子さんは多いです。そこまでフィットする目標が見つかるとは限らないので、そう思える場所が見つかったのはよかったです。また塾の学習のしかたも、タクくんに合っていたのでしょう。学習した分、成績に反映されると、自信もモチベーションもアップしますね。ADHD(注意欠如多動症)傾向の方は、長期的な目標が行動につながりにくい傾向があるので、プチご褒美作戦もよい方法だったと思います。
特にADHDの方の多動は思春期頃に少し軽くなり、それ以前に比べて物事が客観的に見られるようになることが多いです。またASD(自閉スペクトラム症)の方も、思春期前後に、他者視点が見えるようになり、折り合いをつけられるようになって学校でのトラブルが減ることも多いです。本人のことを尊重して、適切なサポートをしていくことで、小学校低学年頃には心配が尽きなかった方が、中高生ぐらいになって急速に大人びていくということはよく経験します。もっつんさんの適切なサポートがあったからこその、タクくんの成長があったのだろうと感じました。
息子さんの高校進学までの進路選択と受験までの変化や成長について詳しく聞かせてくださりありがとうございます。
タクくんは精密機械や鉱物が大好きで手先が器用とのことで、ぴったりの工業系の高校という目標が見つかったことはとても良かったですね。学校見学などがきっかけで、自分がここに行きたいと思える目標やモチベーションが明確になると、今までの姿とガラッと変わって頑張れるというお子さんは多いです。そこまでフィットする目標が見つかるとは限らないので、そう思える場所が見つかったのはよかったです。また塾の学習のしかたも、タクくんに合っていたのでしょう。学習した分、成績に反映されると、自信もモチベーションもアップしますね。ADHD(注意欠如多動症)傾向の方は、長期的な目標が行動につながりにくい傾向があるので、プチご褒美作戦もよい方法だったと思います。
特にADHDの方の多動は思春期頃に少し軽くなり、それ以前に比べて物事が客観的に見られるようになることが多いです。またASD(自閉スペクトラム症)の方も、思春期前後に、他者視点が見えるようになり、折り合いをつけられるようになって学校でのトラブルが減ることも多いです。本人のことを尊重して、適切なサポートをしていくことで、小学校低学年頃には心配が尽きなかった方が、中高生ぐらいになって急速に大人びていくということはよく経験します。もっつんさんの適切なサポートがあったからこその、タクくんの成長があったのだろうと感じました。

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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
ADHD(注意欠如多動症)
注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。
ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
ADHD(注意欠如多動症)
注意欠陥・多動性障害の名称で呼ばれていましたが、現在はADHD、注意欠如・多動症と呼ばれるようになりました。ADHDはAttention-Deficit Hyperactivity Disorderの略。
ADHDはさらに、不注意優勢に存在するADHD、多動・衝動性優勢に存在するADHD、混合に存在するADHDと呼ばれるようになりました。今までの「ADHD~型」という表現はなくなりましたが、一部では現在も使われています。

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