発達ナビユーザーへおすすめの自著1冊:『学校に行かなかった僕が、あのころの自分に今なら言えること』(石井しこう著)
不登校だった著者が一番どん底で悩んでいた時に、何が救いの言葉になったのか。当事者が本当に悩んでいた時にどんな対案を必要としていたのかを、悩み別でまとめた一冊です。
不登校の子は「学校へ行けない」という単純な悩みを抱えているわけではありません。「ふつうになれない自分が悔しい」「不登校の理由が分からない」「学校へ行かなくていいと言われてもモヤモヤする」など、実に多様な悩みを抱えています。400名以上への取材で得た筆者の経験と知見がつまっています。
「不登校当時の私、つまり絶望していた私に言えそうなことが見つかってきました」と著者が語るように、当事者の心に寄り添う言葉を丁寧に紡いだ「安心のきざし」を与えてくれる本です。
不登校の子は「学校へ行けない」という単純な悩みを抱えているわけではありません。「ふつうになれない自分が悔しい」「不登校の理由が分からない」「学校へ行かなくていいと言われてもモヤモヤする」など、実に多様な悩みを抱えています。400名以上への取材で得た筆者の経験と知見がつまっています。
「不登校当時の私、つまり絶望していた私に言えそうなことが見つかってきました」と著者が語るように、当事者の心に寄り添う言葉を丁寧に紡いだ「安心のきざし」を与えてくれる本です。
【石井しこうさんから】読者のみなさんへのひとこと
困っている不登校の子にどう声がけしたらいいか、悩んだらぜひご検討ください。自身の本で恐縮なのですが、本人の悩みの本質に向き合うことが新しい一歩への第一歩になります。なかなか返答の方向性が見つからない時の参考にしていただけたら幸いです。たくさんの取材で得た結論がつまっていますので、当事者の方にも、支援する方にも役立つはずです。
学校に行かなかった僕が、あのころの自分に今なら言えること
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まとめ
石井しこうさんが選ばれた3冊は、不登校という体験を出発点としながら、人間の多様性と可能性を深く掘り下げた珠玉の選書です。
不登校に直面している親御さんや当事者の方はもちろん、画一的な価値観に息苦しさを感じている方、自分らしい生き方を模索している方にとって、これらの本は道しるべとなるでしょう。石井さんの等身大の体験から生まれた、やさしくも力強いメッセージに触れてみてください。
不登校に直面している親御さんや当事者の方はもちろん、画一的な価値観に息苦しさを感じている方、自分らしい生き方を模索している方にとって、これらの本は道しるべとなるでしょう。石井さんの等身大の体験から生まれた、やさしくも力強いメッセージに触れてみてください。

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