◆中高生の保護者の方へ
私も大いに悩み、コラムでも反響の大きかった進路選択についてですが、最近では支援級在籍であっても
公立高校では通級指導の導入も始まっていますし、2025年4月にはLITALILO高等学院も開校しました。
福祉型カレッジの認知も広まってきています。
- 私立高校
- 特別支援学校高等部
- 高等特別支援学校
- 通信制高校
- ネットの高校
- チャレンジスクールやクリエイティブスクール
- 定時制高校
- 高等専修学校
公立高校では通級指導の導入も始まっていますし、2025年4月にはLITALILO高等学院も開校しました。
福祉型カレッジの認知も広まってきています。
わが子が社会人になった今思うことは、どの選択をしたにせよ、それがゴールではないということです。
巡り巡って就労支援などの福祉の場に辿り着く場合もありますし、本人が学びなおしを希望する場合もあります。
本人が選んだ道が、保護者から見ると後退しているように感じることもあるかもしれません。でもそれは失敗ではなく本人の経験の積み重ねになります。
通常学級・特別支援学級・特別支援学校・高校・大学……どの進路を選んだとしても、学生時代はやはり無理に頑張ることやつらいことは避け、なるだけ本人の笑顔が多いような日々を過ごした方が良いのではないかと私は考えています。
そして育児放棄や、子どもを好き勝手にさせるわけではありませんが、高校生以降は、保護者は子どもを導く役目から、見守る姿勢へとポジションチェンジしていくことが大切なのではないかと感じています。
それまで一生懸命子どもを守り、支えてきた保護者からしたら、物足りなく不安でもどかしくもあるでしょうが、それが障害を持つ子どもからの子離れの第一歩なのではないかと思っています。
巡り巡って就労支援などの福祉の場に辿り着く場合もありますし、本人が学びなおしを希望する場合もあります。
本人が選んだ道が、保護者から見ると後退しているように感じることもあるかもしれません。でもそれは失敗ではなく本人の経験の積み重ねになります。
通常学級・特別支援学級・特別支援学校・高校・大学……どの進路を選んだとしても、学生時代はやはり無理に頑張ることやつらいことは避け、なるだけ本人の笑顔が多いような日々を過ごした方が良いのではないかと私は考えています。
そして育児放棄や、子どもを好き勝手にさせるわけではありませんが、高校生以降は、保護者は子どもを導く役目から、見守る姿勢へとポジションチェンジしていくことが大切なのではないかと感じています。
それまで一生懸命子どもを守り、支えてきた保護者からしたら、物足りなく不安でもどかしくもあるでしょうが、それが障害を持つ子どもからの子離れの第一歩なのではないかと思っています。
執筆/荒木まち子

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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
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