新たな学びで感じた成長 そしてこれから……

転校当初のけんとは新しい環境に慣れず、落ち着かない様子もありましたが、2学期に入り穏やかに過ごせる時間が増えてきました。衝動的に行動してしまう場面もありますが、「行動する前に先生に確認する」という目標を、けんとと先生で共有し取り組むうちに、少しずつできることも増えているようです。
転校後の成長を感じる場面があります
転校後の成長を感じる場面があります
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トレーニングの授業で筋力もつき、引っ越ししてきた当初は難しかった、よく行く公園のアスレチック遊具を、今では難なくこなせるようになり、身体の成長を感じます。

休日の出来事を発表する授業を通して、「伝える・答える・聞く」といったやりとりが、以前よりできるようになってきているからなのか、コミュニケーション面でも成長が見られます。

心配していた学習面も、単元ごとのテストを通して理解度を確認しながら、交流学級と同じペースで学びを進められているようです。

転校前と今の学校にはそれぞれ良さや課題があるのかもしれませんし、お子さんによって合う・合わないはあるのかもしれません。けんとは自分なりに新しい環境を受け入れ、ゆっくりですが確かな成長を見せてくれています。

これから高学年に向かう中で、学校という小さな社会で何を感じ、どう学んでいくのか……正直不安なことはたくさんありますが、その時々のけんとに合った学び方を探しながら温かく見守っていきたいと思います。
執筆/ゆきみ
(監修:初川先生より)
けんとくんの在籍する特別支援学級について転校前後での違いをシェアしてくださりありがとうございます。自治体により、また地域や在籍するお子さんの数によっても、特別支援学級の特色や大事にしていることは違いますね。どれがいい、どれがダメというものでもなく、その地域で、子どもたちにどういった学びや経験ができることを重視するかの違いなのだと感じます。けんとくんはASD(自閉スペクトラム症)があり、特性としても変化へ対応することはなかなか大変なのではと想像しますが、転校という環境ががらりと変わる経験をよくぞ乗り越え、徐々に順応し、そして筋力がついたり、スピーチできるようになったりと成長が見られるようで何よりです。転勤族とのことで、今後もまたそうした変化に見舞われるときもあるかと思いますが、「この間も、夏ごろにはだんだん慣れてきたよね」といった今回の経験が、次回の引っ越しでの心の支えになると思います。
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https://h-navi.jp/column/article/35030804
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。

※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
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