【12月6・7日限定】「ロマンスの神様の日」広瀬香美✕ダイアログ・イン・ザ・ダークスペシャルコラボ!暗闇で見つける温かな「つながり」体験

ライター:発達ナビ編集部
【12月6・7日限定】「ロマンスの神様の日」広瀬香美✕ダイアログ・イン・ザ・ダークスペシャルコラボ!暗闇で見つける温かな「つながり」体験のタイトル画像
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音楽家・広瀬香美さんが、視覚に障害のあるアテンドが案内する暗闇のソーシャルエンターテイメント『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』の公式アンバサダーに就任。これを記念し、12月6・7日の2日間限定で、特別イベント『ロマンスの神様の日 イン・ザ・ダーク』が開催されます。今回は、開催に先駆けて行われたメディア・関係者向けスペシャルプレビューの模様をご紹介します。

「悔しさ」から始まった、誰もが楽しめる場所づくり

公式アンバサダーを務める音楽家・広瀬香美さん(左)、ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ代表理事の志村季世恵さん(右)
公式アンバサダーを務める音楽家・広瀬香美さん(左)、ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ代表理事の志村季世恵さん(右)
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2026年2月15日まで開催される『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』の冬季限定プログラム『LOVE IN THE DARK』。その初日・2日目だけの特別プログラムとなる『ロマンスの神様の日 イン・ザ・ダーク』は、公式アンバサダーを務める音楽家・広瀬香美さんとのコラボレーションによる特別企画です。タイトルにある「ロマンスの神様の日」とは、広瀬さんの代表曲『ロマンスの神様』にちなんで、一般社団法人 日本記念日協会によって制定された記念日(毎年12月の第1土曜日)。冬のゲレンデや恋のときめきを象徴する楽曲ですが、本イベントで定義される“ロマンス”は、恋愛だけでなく、家族・友人・夫婦・親子といった身近な関係性にある“ロマンス=誰かを大切に思う気持ち”のこと。その想いを、暗闇の中で改めて見つめ直します。

この度行われたスペシャルプレビューには、広瀬さんと、ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ代表理事の志村季世恵さんが登壇。15年来の友人でもあるお二人のトークセッションからは、このイベントが魅力あるエンターテイメントであるだけでなく、日本の社会を少しだけ優しく変えるための「挑戦」であることがひしひしと伝わってきました。
志村さんへの深い共感を胸に、インクルーシブな社会の実現と、自身の音楽活動への想いを言葉にする広瀬さん
志村さんへの深い共感を胸に、インクルーシブな社会の実現と、自身の音楽活動への想いを言葉にする広瀬さん
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「私は10代の頃から今も、アメリカ・カリフォルニア州で暮らしているのですが、現地では車椅子の方や視覚障害のある方などを日常的に見かけます。例えばコンサート会場では、1000人規模であれば車椅子スペースを一定数用意する規定がある。ところが日本に戻ってくると、人口比率は同じはずなのに、設備がほとんど整っていないことを実感します。視覚障害のある友人からも『エンターテイメントを体験したことがない』という話を多く聞き、とても驚きました。多感な時期をアメリカで過ごした私には、この状況が悔しく思えました」

そうしたアメリカでの原体験を持つ広瀬さんは、「誰もが楽しめる場所を作りたい」という情熱を、自身の音楽活動にも向けています。

「自分のコンサートもインクルーシブ(誰も仲間外れにしない)なものにしたいと考えています。周りのアーティストでそういう話をする人があまりいなかったので、クリエイターとして(志村)季世恵さんの活動に深く共感しました」

そう語る広瀬さんの姿勢が、志村さんとの15年来の信頼関係、そして今回のアンバサダー就任へと繋がりました。
暗闇での出会いが結婚に繋がることも!『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』が紡ぐご縁について、笑顔で語り合うお二人
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「暗闇で『好き』が増幅する」。広瀬さんの願い、圧巻の即興ライブも

完全に光を遮断した暗闇の空間で、さまざまなアクティビティに挑戦する『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』。志村さんによると、多くの出会いのきっかけにもなっているそうです。

「ここで出会って恋人になり、結婚された方もいらっしゃいます。時には暗闇を使った結婚式を行うこともあるんですよ。デートでの利用だけでなく、いろんな方たちが参加できる場になればいいなと本気で思っています」
※ダイアローグ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」の公式noteでは、出会いのエピソードを公開中!
https://dialogue-diversity-museum.note.jp/n/n94588fc04b8c
一方、広瀬さんは自身の体験を振り返りながら、参加者へメッセージを送りました。

「残念ながら私は、仕事のスタッフと一緒だったので恋は芽生えなかったですが(笑)、皆さんにはぜひ、初めて会う方々と体験してほしいです。暗闇の中で自分の愛が育ち、『好き』という気持ちがさらに増幅する。そんな一日に、『ロマンスの神様の日』がなれたら幸せだと思います」
広瀬さんの演奏で贅沢な即興ライブが実現。音楽の力で会場が一体に
広瀬さんの演奏で贅沢な即興ライブが実現。音楽の力で会場が一体に
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また、音楽家として次世代のアーティスト育成にも力を入れている広瀬さん。

「歌うことは大好きでライフワークとして続けていきますが、音楽家としてたくさんのアーティストを育てたり、素敵だと思う方々に場を提供したいと考えています。今は日本にいながらにして海外に音楽が届く素晴らしい時代。海外アーティストともコラボレーションして、日本の音楽やミュージシャンの素晴らしさを海外にも届けていきたいです」

その言葉通り、プレビュー後半には、プロデュースを手掛ける「UtaHime(ウタヒメ)」の3人が登場。贅沢にも、広瀬さんがピアノ演奏&歌唱でリードを取りながら、ダイアログのアテンドスタッフ、メディア関係者をも巻き込んでの『ロマンスの神様』即興ライブセッションが実現しました。

視覚を手放し、心でつながる。インクルーシブな「対話」体験を

頼りになるのは白杖の感覚と、周りの人の声や気配。視覚を使わないコミュニケーションが、心の距離を縮める
頼りになるのは白杖の感覚と、周りの人の声や気配。視覚を使わないコミュニケーションが、心の距離を縮める
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『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』では、純度100%の暗闇の中で、視覚による刺激がオフになることで、聴覚や触覚、周りの人々の気配を感じ取る力が自然と研ぎ澄まされていきます。案内してくれるのは、暗闇のエキスパートである視覚障害のあるアテンドスタッフ。参加者同士で声を掛け合い、手に握った白杖(はくじょう)の感覚で、近くにいる人の存在を実感する。そのプロセスからは、普段のコミュニケーションでは味わえない信頼や安心感が心に広がります。実際に体感して見えたのは、広瀬さんが目指す「インクルーシブ」な世界でした。

アクティビティの後半には、暗闇の中で飲み物やお菓子を楽しむ小さなカフェ「ロマンス」での語らいの時間も用意されています。普段は見過ごしてしまいがちな「人とのつながりの温かさ」に触れる特別な2日間。ぜひ会場へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
特別タイアップ『ロマンスの神様の日 イン・ザ・ダーク』
特別タイアップ『ロマンスの神様の日 イン・ザ・ダーク』
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特別タイアップ『ロマンスの神様の日 イン・ザ・ダーク』概要
【開催日時】
2025年12月6日(土)・7日(日) ※1日12回開催
(冬季限定プログラム『LOVE IN THE DARK』は2026年2月15日まで開催)
【体験時間】
約90分
【会場】
ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」(東京都港区海岸1-10-45 アトレ竹芝 シアター棟1F)
【体験費用】
大人:4,950円 学生:2,750円 小学生:550円(税込)
【予約】
公式サイトより事前予約制
※クリックすると発達ナビのWebサイトから『ロマンスの神様の日 イン・ザ・ダーク』のWebサイトに遷移します
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