堪忍袋の緒がブチっと切れた日。衝動的な「家出」が教えてくれた、親の限界
全てにおいてこんな調子ですから、最初は四角を描いて丁寧に教えていた優しいお母さんは完全に消失して(そもそも最初っからそれほど優しいわけではない)、怒ってばっかりになります。
なんなら引きずってお勉強タイムの後もイライラ……。そして恐ろしいことに、これは算数だけの問題ではないのです。得意科目は特になし。匙……投げてもいいですか……?
なんなら引きずってお勉強タイムの後もイライラ……。そして恐ろしいことに、これは算数だけの問題ではないのです。得意科目は特になし。匙……投げてもいいですか……?
コロナ禍で人との交流も少なくなり、自分だけがこんなに苦しい思いをしているのではないか……という孤独な思い込みが、さらに私を追い詰めました。
そして何がきっかけだったのか……今となってはもう思い出すこともできないのですが、日々のストレスの積み重ねが大爆発して、ある日の夕方、とうとう堪忍袋の緒がぶちっと切れたわたしは、衝動的に家を飛び出してしまったのです(父親はいたので子どもの安全は確保されていました)。
この極限状態を経験した後、あーのお勉強問題と、親としての私の心境にどのような変化が起きたのかは、またの機会に改めて書かせていただきます。
そして何がきっかけだったのか……今となってはもう思い出すこともできないのですが、日々のストレスの積み重ねが大爆発して、ある日の夕方、とうとう堪忍袋の緒がぶちっと切れたわたしは、衝動的に家を飛び出してしまったのです(父親はいたので子どもの安全は確保されていました)。
この極限状態を経験した後、あーのお勉強問題と、親としての私の心境にどのような変化が起きたのかは、またの機会に改めて書かせていただきます。
執筆/よいこ
(監修:新美先生より)
お子さんの家庭での学習支援の難しさについて聞かせていただき、ありがとうございます。発達特性のあるお子さんは、認知の偏りや、集中のしづらさ、ワーキングメモリーの弱さ、興味の偏りなどが重なり、「一般的なやり方ではうまく進まない」ということも少なくありません。学校では時間割や周囲の雰囲気といった“学習の枠組み”があるため取り組みやすい子でも、家庭ではその枠組みがないぶん素が出やすく、親子で感情的になってしまう……これは本当によくあることです。宿題で毎日バトルになってしまうようなら、学校と相談して宿題の量や内容を個別調整してもらったり、放課後等デイサービスや学習支援の外部サービスに委ねるなど、親以外のリソースを活用することを積極的にお勧めしています。
今回の体験談は、しかもあの“閉塞感に満ちたコロナ禍”での家庭学習のお話ですね。突然の休校で日常のリズムが一気に失われ、外出もできず、先の見通しもないーーそんな中で大量のプリントを家庭だけでこなす日々は、振り返るだけでげっそりしてしまう方が多いと思います。大人も子どもも余裕がなくなりやすい状況下で、「限界だった」と感じられたのは無理もないことですよね。あの状況を乗り越えてこられたこと自体が、親子にとって大きな経験だったのではないでしょうか。
このエピソードには続きがあるとのこと。そこからどのようにお子さんやご家庭に変化が生まれていったのか、とても興味深く、続きを拝見できるのを楽しみにしています。
(監修:新美先生より)
お子さんの家庭での学習支援の難しさについて聞かせていただき、ありがとうございます。発達特性のあるお子さんは、認知の偏りや、集中のしづらさ、ワーキングメモリーの弱さ、興味の偏りなどが重なり、「一般的なやり方ではうまく進まない」ということも少なくありません。学校では時間割や周囲の雰囲気といった“学習の枠組み”があるため取り組みやすい子でも、家庭ではその枠組みがないぶん素が出やすく、親子で感情的になってしまう……これは本当によくあることです。宿題で毎日バトルになってしまうようなら、学校と相談して宿題の量や内容を個別調整してもらったり、放課後等デイサービスや学習支援の外部サービスに委ねるなど、親以外のリソースを活用することを積極的にお勧めしています。
今回の体験談は、しかもあの“閉塞感に満ちたコロナ禍”での家庭学習のお話ですね。突然の休校で日常のリズムが一気に失われ、外出もできず、先の見通しもないーーそんな中で大量のプリントを家庭だけでこなす日々は、振り返るだけでげっそりしてしまう方が多いと思います。大人も子どもも余裕がなくなりやすい状況下で、「限界だった」と感じられたのは無理もないことですよね。あの状況を乗り越えてこられたこと自体が、親子にとって大きな経験だったのではないでしょうか。
このエピソードには続きがあるとのこと。そこからどのようにお子さんやご家庭に変化が生まれていったのか、とても興味深く、続きを拝見できるのを楽しみにしています。
(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
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