大学編入!復職前提での科目(資格)選び

春になり、大学での受講科目を選択する際、認定心理士の資格も取れないか考えましたが、それは早々に諦めました。
“スクーリングなしで卒業できること”を条件に学校を選んだので仕方ありませんが、大学が遠い(自宅は関西、大学は関東)上に、ミルク拒否の0歳児(次女)を育てていたからです。
認定心理士の資格を取るにはスクーリングで実習科目を取る必要がありますが、わが家の場合は数日間泊まり込みでないと実習にいけません。手のかかる2人の子どもを、実習期間中ずっと誰かに預かってもらうのは現実的ではありませんでした。

ただ、私の主目的は【人間の発達への知識と理解を深めること】だったので、たとえ心理士資格に繋がらなくても学ぶ必要があると考え、認定心理士の資格認定に必要な単位は、実習以外すべて取りました。

日中は育児に全力を捧げながら、少しでも親子で生きやすくなるためのヒントを求めて夜中に勉強する生活を2年続け、卒業とともに社会福祉主事と児童指導員の2つの資格を取りました。
これらは任用資格で、公務員として在職していないと意味を持たないものです。大学での勉強を頑張っていた頃、私はまだまだ市役所に復帰するつもりでいて、「復職したら、この2つの資格を引っ提げて障害福祉の部署に異動願を出そう」と考えていました。
復職したら、資格を活かせたらいいなと思っていました
復職したら、資格を活かせたらいいなと思っていました
Upload By にれ
しかし、いざ復職の時期が近づき、職場との調整を始めた私を待っていたのは、個人の努力だけではどうにもならない「組織の壁」と「小1の壁」という厳しい現実でした。

執筆/にれ

専門家コメント 藤井明子先生(小児科専門医 /小児神経専門医/てんかん専門医/どんぐり発達クリニック院長)

コラムを拝読し、育休という時間を「学び」に向けられた行動力に心を動かされました。お子さんの診断が分かったことをきっかけに発達支援について学ばれたことは、不安や戸惑いの中での前向きな一歩だったのではないでしょうか。資格勉強で得た知識が、自信をなくしていたご自身を実用的な面で支えてくれたという言葉がとても印象的でした。発達支援の視点を知ることで、「困りごと」だけでなく「育ちの力」にも目が向き、子育てを少しでも楽しめる時間が増えていくと素敵ですね。今回の学びが、これからのお子さんとの歩みの中で、親御さん自身の大きな支えになっていくことを願っています。(監修:小児科専門医 /小児神経専門医/てんかん専門医/どんぐり発達クリニック院長 藤井明子先生)

このコラムを書いた人の著書

今日もまゆみは飛び跳ねる ~自閉症のわが子とともに~
今日もまゆみは飛び跳ねる ~自閉症のわが子とともに~
Upload By にれ
今日もまゆみは飛び跳ねる ~自閉症のわが子とともに~
にれ
KADOKAWA
Amazonで詳しく見る
前の記事はこちら
https://h-navi.jp/column/article/35030862
(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。

※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

知的発達症
知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。

ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。

ライフバナー

追加する

年齢別でコラムを探す


同じキーワードでコラムを探す



放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

コラムに対する投稿内容については、株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設、商品及びサービスの利用を推奨するものではありません。投稿された情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。コラムに対する投稿内容は、投稿者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。「やらせ」は発見次第厳重に対処します。