一歩踏み出したからこそ見えた景色と、これからの思い
1学期だけ(しかも2ヶ月程度)でしたが、1年分以上の経験ができたような充実した学校生活でした。帰宅後に疲れから短時間の発作が数回出ることもありましたが、幸い日中はほとんど出ることはありませんでした。
障害のあるわが子を通常学級に通わせることについて否定的なコメントを目にすることもあります。そのような意見を持つことは理解できますし、優しく接してくれる方、温かく見守ってくれる方ばかりではありません。厚意に甘えて学校にお任せしすぎるのは、親のエゴともいえるかもしれません。
しかし、子どもの可能性を信じて親子二人三脚でチャレンジしてみる、無理だと思ったら別の選択をすることは、けっして悪いことばかりではないと思うのです。
たくさんの素晴らしい出会いや出来事、良い刺激、そしてその中で抱いた複雑な想い……。「インクルーシブ」な環境での葛藤や、先生・クラスメイトへの感謝と深い思いについても、また言葉にできたらと思っています。
執筆/かめ子
障害のあるわが子を通常学級に通わせることについて否定的なコメントを目にすることもあります。そのような意見を持つことは理解できますし、優しく接してくれる方、温かく見守ってくれる方ばかりではありません。厚意に甘えて学校にお任せしすぎるのは、親のエゴともいえるかもしれません。
しかし、子どもの可能性を信じて親子二人三脚でチャレンジしてみる、無理だと思ったら別の選択をすることは、けっして悪いことばかりではないと思うのです。
たくさんの素晴らしい出会いや出来事、良い刺激、そしてその中で抱いた複雑な想い……。「インクルーシブ」な環境での葛藤や、先生・クラスメイトへの感謝と深い思いについても、また言葉にできたらと思っています。
執筆/かめ子
専門家コメント 初川久美子先生(臨床心理士・公認心理師)
長女さんの通常学級での小学校生活についてのコラムをありがとうございます。大変な手術を経て、5月半ばから合流した通常学級での小学校生活。周囲の子たちは入学後ひと月以上経ち、少しずつ学校生活に慣れ始めてきたところだったろうと思うので、そういう意味でも初めてづくしの生活は戸惑うことも多かったと思います。そして、かめ子さんは長女さんにずっと付き添われていたのですね。妊娠中だったとのことで、さまざまご苦労もあられたことと思います。本当にお疲れさまでした。
周囲のお子さんたちと長女さんの差や、小学校通常学級で求められる学習内容や生活上のスキルなど、さまざまなところで「無理をさせている」「罪悪感」など、苦しい気持ちにもなられたかと思います。長女さんからすると、初めての小学校生活かつ、2週間後に本番を迎える運動会など、一つひとつに精一杯臨むことの繰り返しだったでしょう。その中で、長女さんなりに楽しくできたこと、また、周囲のお子さんたちとのよき関わりなどもあったと思います。何より、長女さんが安心して学校生活を過ごせたのは、かめ子さんが常にそばにいてくださったおかげだろうと思います。チャレンジしてみないと見ることのできなかった景色や経験があり、もちろんそれはポジティブなものだけではなかったかもしれませんが、次につながる経験になっていたら何よりです。(監修:臨床心理士・公認心理師 初川久美子先生)
周囲のお子さんたちと長女さんの差や、小学校通常学級で求められる学習内容や生活上のスキルなど、さまざまなところで「無理をさせている」「罪悪感」など、苦しい気持ちにもなられたかと思います。長女さんからすると、初めての小学校生活かつ、2週間後に本番を迎える運動会など、一つひとつに精一杯臨むことの繰り返しだったでしょう。その中で、長女さんなりに楽しくできたこと、また、周囲のお子さんたちとのよき関わりなどもあったと思います。何より、長女さんが安心して学校生活を過ごせたのは、かめ子さんが常にそばにいてくださったおかげだろうと思います。チャレンジしてみないと見ることのできなかった景色や経験があり、もちろんそれはポジティブなものだけではなかったかもしれませんが、次につながる経験になっていたら何よりです。(監修:臨床心理士・公認心理師 初川久美子先生)
(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
知的発達症
知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。
神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
知的発達症
知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。
発達支援施設を探してみませんか?
お近くの施設を発達ナビで探すことができます
-
1
- 2