「分かってもらえるかな…?」不安な就園前に心に留めておきたい、たった1つのこと

ライター:むーに
「分かってもらえるかな…?」不安な就園前に心に留めておきたい、たった1つのことのタイトル画像

我が子が発達障害と診断されてからは、いかにその事実と向き合うか、もしくは、どう受け止めていくか。それは、何よりの優先課題でしょう。でも時間は待ってくれず、お子さんの就園就学の時期はやってきます。考えることは色々あるとは思うのですが、あるポイントを脳裏のどこかに留めて動けるといいのでは、ということを私の経験から書いてみたいと思います。

ズバリ、経験から言えるのは。

発達障害と診断されて、動揺するのもつかの間。
「だからって、今から何をしたらいいのだろう?」そう、不安になりますよね。

特に、幼児期だとまだその子の得意・不得意もハッキリとはわからないもの。一体何をどんな風に伸ばしたらいいのか、判断もつきません。

それでも、私の経験か1つ言えるのは「まずは担任の先生と、なんでも相談できる関係を築く」という事です。
「分かってもらえるかな…?」不安な就園前に心に留めておきたい、たった1つのことの画像
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28058000132

「大丈夫」と言われても不安は消えない

幼稚園ではじめての集団生活。
すべてが初めてのことばかり。泣いたり騒いだり、大人の手を焼かせることもあるでしょう。

そんな中、大人の手を煩わせることなく一人で黙々と遊べる子ども。一人遊びに集中していると、放っておかれることも多いのです。
しかし、集団生活の中の様々な音や雰囲気が苦手で、一人でいる場合もあるのです。「本当は困っている」ということを自分から言えずに、固まっているだけかもしれません。

1人遊びができる我が子は、何度も「〇〇ちゃん、全然問題ないです、大丈夫ですよ」と言われ、その度に「本当かな?この子が困った出来事はなかったかな?」と、聞きたい気持ちが残るのです。

焦らずに関係を築いていこう

親は、我が子の様子から障害特性をいやというほど見てきています。
だからこそ「一体何をもって『大丈夫』と言うのだろう?」と心配になるものです。

子どもの凸凹は、見えにくく伸ばしにくいもの。
その凸と凹を、把握して伸ばしていくために親と先生の連携が大切です。

親からどんな風に共有するか、先生からどんな風に共有してもらうか、この2つがポイントになるだろうと思っています。

幼稚園、小学校ともに、発達障害を専門に学んできてる先生は少ないといいます。
ただ、それでも子どもは成長をしていくものです。
発達障害の専門家かどうかよりも、子どものためのチームになれるよう、焦らず関係を築きましょう。

そうすれば、先生と一緒になって我が子の安心感をふやしていけますから。
個別の教育支援計画とは?【専門家監修】のタイトル画像

個別の教育支援計画とは?【専門家監修】

特別支援教育コーディネーターとは?発達障害のある子の合理的配慮を相談できる?学校内外での役割や支援内容を解説のタイトル画像

特別支援教育コーディネーターとは?発達障害のある子の合理的配慮を相談できる?学校内外での役割や支援内容を解説

学校・園行事でトラブル続出!癇癪、号泣、直立不動…発達障害の特性で周りとの差を感じてーー行事エピソード8選のタイトル画像

学校・園行事でトラブル続出!癇癪、号泣、直立不動…発達障害の特性で周りとの差を感じてーー行事エピソード8選

発達が気になる子どもの保育園や幼稚園での「加配制度」とは?障害児保育や小学校以降のサポートについても解説。児童発達支援や保育所等訪問まで【サポート情報まとめ】のタイトル画像

発達が気になる子どもの保育園や幼稚園での「加配制度」とは?障害児保育や小学校以降のサポートについても解説。児童発達支援や保育所等訪問まで【サポート情報まとめ】


追加する

バナー画像 バナー画像

年齢別でコラムを探す


同じキーワードでコラムを探す



放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

コラムに対する投稿内容については、株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設、商品及びサービスの利用を推奨するものではありません。投稿された情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。コラムに対する投稿内容は、投稿者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。「やらせ」は発見次第厳重に対処します。