改造分度器、全円分度器

不器用さんやうっかりさんに!学校で使う「お道具」をプチ改造すると…?の画像
左:片側メモリにした半円分度器 右:全円分度器
Upload By 楽々かあさん
メモリの文字も細かく、「どちらの方向を見たら良いのか分からない…」なんてことも多いのが分度器。

長男は、使っていた一般的な分度器を簡易改造しました。

マイナスドライバーで、分度器にある不要なメモリの数字を削るだけ。
とてもスッキリ、見やすくなりました。

また、メモリがわかりやすくなっても、測る際に問題が。
分度器がズレたり正確に図れずにいたり、困っている様子でした。

そこで、更に赤い刺繍糸を追加。
円の中心まで、片側を基準線に合わせてテープで貼り、もう片方は自由に動かせるようにしておきます。
そうする事で「今どこを見ればいいのか」わかりやすくなりました。

分度器の使い方に慣れれば、この糸はなくても大丈夫になったようです。
また、市販の360度で分かる全円分度器も、とても分かりやすいそうで気に入っています。

リコーダーの穴をふさげない?!そんな時はフチドリ作戦

不器用さんやうっかりさんに!学校で使う「お道具」をプチ改造すると…?の画像
クラフト用チョコペンでフチドリ
Upload By 楽々かあさん
子供用のリコーダーは径が小さく、細い指で正確におさえるのが難しいもの。。。
手探りで指を動かさなくてはいけないので、ボディイメージの弱い長男には、少々難易度が高いようです。

そこで、手芸用のチョコレートペンでリコーダーの穴をフチドリしてみました。
手芸店や100円ショップなどで購入でき、固まるまでは24時間程度かかりました。

これだと小さな指でもおさえやすく、手探りもしやすくなります。

ただし、本人の指の使い方によって、フチドリがあったほうがおさえやすい音と、ないほうが良い音があるようです。
後日自分で使いやすいように、部分的にはがして「これのほうがいい」と修正していました。

最後に

「いつもの学用品」も、ちょっとした工夫で苦手な作業の負担を減らし、使いやすく、分かりやすくなります。

今回ご紹介したものが全ての方にぴったりなアイテム、ということではありません。
ぜひ、お子さんと相談しながら、また使用感を確かめながら、トライしてみてください。
その子に合ったピッタリの道具を試行錯誤で一緒に探っていく、それが一番大事かなと感じています。

この記事を書いた人の著書

発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母の毎日ラクラク笑顔になる108の子育て法
大場美鈴(著),汐見稔幸(監修)
Amazonで詳しく見る
参考書籍:著書「発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母の毎日ラクラク笑顔になる108の子育て法」
https://www.amazon.co.jp/dp/4591147959/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_AxPjEb5AJBXW5

追加する

バナー画像 バナー画像

年齢別でコラムを探す


同じキーワードでコラムを探す



放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

コラムに対する投稿内容については、株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設、商品及びサービスの利用を推奨するものではありません。投稿された情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。コラムに対する投稿内容は、投稿者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。「やらせ」は発見次第厳重に対処します。