気になる時の発達相談。事前に準備しておきたい「あるもの」とは?
ライター:たえ
「子どもの発達で気になることが出てきた……専門機関へ相談に行ってみようかな?」相談へ出かける前に、ある事をしておくと、とっても楽ですよ。
この質問、何回目?
生後11ヶ月のときに受けた市の健診で、見るからに発達が遅かった(お座りできず、ハイハイせず、つかまり立ちなんてとても無理)娘は、子どもの難病治療で有名な病院の紹介状をもらいました。
病院では最初に問診票を書きました。
「出生時に異常はありませんでしたか」「首がすわったのはいつですか」というような質問がずらり。
母子手帳の記録をもとに記入していきました。
診察では、記入した問診票をもとに詳しく説明しました。
PTを受けることに決まり、理学療法士さんと会いました。
ここで「首がすわったのはいつごろですか?」と、さっきと同じような質問が始まったので、なんで?と思いましたが病院側のシステムなんだろうと考えて、聞かれたことに答えていきました。
2歳になってもまだ歩くことができなかった娘。市の福祉施設にも通うことにしました。そこでも「首がすわったのはいつ?」と問診から始まりました。
最初に相談支援員、次に看護師、保育士、整形外科医、作業療法士。
同じことを何回も聞かれ、何回も答えました。
3歳になり、新たに児童デイサービスに行くことになったときも同じ質問です。母子手帳を引っ張り出して答えていました。
病院では最初に問診票を書きました。
「出生時に異常はありませんでしたか」「首がすわったのはいつですか」というような質問がずらり。
母子手帳の記録をもとに記入していきました。
診察では、記入した問診票をもとに詳しく説明しました。
PTを受けることに決まり、理学療法士さんと会いました。
ここで「首がすわったのはいつごろですか?」と、さっきと同じような質問が始まったので、なんで?と思いましたが病院側のシステムなんだろうと考えて、聞かれたことに答えていきました。
2歳になってもまだ歩くことができなかった娘。市の福祉施設にも通うことにしました。そこでも「首がすわったのはいつ?」と問診から始まりました。
最初に相談支援員、次に看護師、保育士、整形外科医、作業療法士。
同じことを何回も聞かれ、何回も答えました。
3歳になり、新たに児童デイサービスに行くことになったときも同じ質問です。母子手帳を引っ張り出して答えていました。
育児日記が役に立つ!
母子手帳にちゃんと記録していたので良かったのですが、もう一つ役に立ったものがあります。それは育児日記でした。
娘が生まれてから、授乳やおむつ交換の時間、今日の出来事を記入していたノートを、1歳を過ぎてからも書き続けていたのです。
育児日記というほど大それたものではないですが、気になったこと・できるようになったことを箇条書きして、日付とともに残していました。
児童ディサービスでの問診では、かんしゃくを起こす場面や、苦手な音の種類などの細かなエピソードもこの日記をもとにスムーズに説明できました。
1歳までは覚えていたことも、2歳3歳になってくると記憶があいまいになります。「二語文が話せるようになったのは何歳何か月?」と聞かれてもパッと答えられる人は少ないと思います。
記録しておくことは大事だと痛感しています。
娘が生まれてから、授乳やおむつ交換の時間、今日の出来事を記入していたノートを、1歳を過ぎてからも書き続けていたのです。
育児日記というほど大それたものではないですが、気になったこと・できるようになったことを箇条書きして、日付とともに残していました。
児童ディサービスでの問診では、かんしゃくを起こす場面や、苦手な音の種類などの細かなエピソードもこの日記をもとにスムーズに説明できました。
1歳までは覚えていたことも、2歳3歳になってくると記憶があいまいになります。「二語文が話せるようになったのは何歳何か月?」と聞かれてもパッと答えられる人は少ないと思います。
記録しておくことは大事だと痛感しています。
プロフィールブックで解決!
これまでの経験をもとに、娘のことを1冊のファイルにまとめておくことにしました。療育履歴、通院履歴、発達検査の結果の用紙一緒にはさんであります。
これから先、担当の先生が変わることや、新しい施設に通うことも出てくるでしょう。その時にこのファイルがあれば1から説明しなくても済みます。
ぜひお子さんだけのプロフィールブックを作ってみることをおすすめします。
ファイルにまとめたプロフィールブック以外にも、子どもの様子をまとめておけるサポートブックというものが行政や民間事業所が発行している場合もあります。自分にあったアイテムをぜひ、見つけてみてくださいね。
これから先、担当の先生が変わることや、新しい施設に通うことも出てくるでしょう。その時にこのファイルがあれば1から説明しなくても済みます。
ぜひお子さんだけのプロフィールブックを作ってみることをおすすめします。
ファイルにまとめたプロフィールブック以外にも、子どもの様子をまとめておけるサポートブックというものが行政や民間事業所が発行している場合もあります。自分にあったアイテムをぜひ、見つけてみてくださいね。
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