子どものグズグズ…気持ちを「ふわっと切り替える」ための声かけとは

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気持ちの切り替えは、日常生活のさまざまな場面で要求されますね。
ちょっとしたぐずぐずや、勝負に負けた悔しさ、周囲から受けた不快感など、心にたまったマイナスのエネルギーを逃がす支援例をご紹介します。
お子さん一人では切り替えが難しい時も、周囲の大人が時機を逃さずに働きかけてあげることで、日常的にふわっと気持ちを切り替える経験を蓄積できることでしょう。

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瀧本 三輪子
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療育アドバイザーのタキモトミワコです。これまで約400組のご家族のご相談を伺ってきました。

今日は、我が家のドタバタエピソードを通し、子どもたちのイライラ・ぐずぐず対応についてご紹介します。

4歳の息子がぐずり出した…その時のとっさの行動は?

ある朝保育園で、当時2歳の娘と当時4歳の息子が、同時にぐずり出しました。(なんてこった!)

母は1人、子どもは2人。この瞬間、相手をしてあげられるのはどちらか片方だけ。
どうしよう…このままだと収集がつかなくなる!

とっさにカードキーを息子に渡して「悪いけどこれ持っててくれる?」と頼みました。

息子はこのカードキーをとても気に入っていて「大人になったらぼくにもこれ買ってくれる?」としょっちゅう聞いていました。カードキーは基本的に子どもには触らせなかったので、なお「憧れのカードキー」になっていたようです。

そんな大切なカードキーを渡されたので、息子はイライラしかけていた気持ちをポンと忘れてしまったようです。驚いたように素直にカードキーを受け取ってくれました。
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限界を迎える「前」にマイナスのエネルギーを逃がす

ぐずぐずやイライラなどのマイナスの感情は、限界を超えるとパニックやかんしゃくにつながります。

限界に至る「前」の段階で、気持ちの高ぶりをふわっと逃がしてあげることができると理想的です。

気持ちを切り替える成功体験を蓄積することは、お子さんが自分自身で気持ちを切り替えるスキルにもつながります。

大切なのは

1.タイミングを逃さない
2.その場面で一番効果がありそうな働きかけを探る

この2点です。

たとえば息子の場合は、「1.軽いぐずりが始まった段階で」、「2.息子が執着していたカードキーを渡すことで」、うまくマイナスの気持ちを忘れることができました。

他の例としては、たとえばこんな働きかけも考えられます。

◆「まあ、いいか!」「なーんだ、負けちゃったね!」と明るく声をかけて一緒に笑い合う
◆その場から離れて静かな場所に移動し、信頼する大人が抱きしめてあげる
(※触られることに苦手さがあるお子さんの場合は、不用意に触れるのは避け、そのお子さんの心が和らぐ働きかけを行います)
◆手をつなぎながらトランポリンを跳び、最後にハイタッチをする

お子さんのご様子をよく見つめて、フッと緊張が抜けて気持ちが切り替えられるような働きかけを工夫してみてください。
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お子さんの心に寄り添って、ゆったり見守ってあげましょう

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気持ちの切り替えの苦手さはお子さんによってかなり差がありますので、イライラの様子がわかりにくかったり、効果的な働きかけがなかなか見つからなかったりすることもあると思います。

感情を表に出さないお子さんの場合、突然かんしゃくが爆発するように見えることもあるかもしれません。
その場合でも、気持ちが爆発する前にはきっと、目線の動きや小さな仕草などの「前兆」があります。

これは、お子さんのことを一番よく知っている保護者や身近な大人の方々にしか見つけられないことですので、ぜひお子さんの心に寄り添ってじっくり見つめていただければと思います。

また、お子さんによると思いますが、時には思い切り感情を爆発させることも、心を整理するために必要なこともあるのかな、とも思っています。パニックが起きてもあまりがっかりせず、ゆったりと見守ってあげてくださいね。

支援のご参考になればと思います。
それでは、また!
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