でも、支援シートは無駄ではなかった!

親も知らない我が子の躓きがわかる!「支援シート」作成のススメの画像
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中学校生活において思うような結果を得らず、しばらくの間「支援シート」を無駄に感じる時期もありました。

しかし、支援シートを作成して気付いたこともあったのです。

それは、親には見えにくかった学校での問題点や課題が明確になったこと。


支援シートを作成するために小学校の担任の先生と話す中で、
息子が苦手なグループ活動では何がどのように問題で、どんな取り組みをし、どんな成果を得られたか?など、詳しい様子を知る事が出来ました。

そうやって息子の躓きへの理解を深めながら作ったことで、
中学校で問題やトラブルが起きたとき、話し合いの資料として使用できることにも気付きました。

小学校のときの問題点や課題、対応策などが書かれた支援シートを使えば、話し合いのための準備タイムは半減し、そして中学の先生にも伝えやすくなります。

学校と話し合うには、準備も含め保護者にとってはエネルギーが必要ですから、とても便利なアイテムとなりました。

支援シートを使うのは学校の先生だけじゃない!

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支援シートは、学校の先生に使ってもらうだけではなくて、
息子に問題が起きたときに、家庭でも読み返して対応策の参考にしています。

支援シートの作成を通して、
子どもへの理解が深まり、親や家庭が出来る配慮や支援を充実させることに繋がっています。

今、障害者差別解消法が施行され、合理的配慮の必要性が叫ばれ、インテグレーション(統合)からインクルージョン(包括)へ、時代は流れているように見えます。

ですが、実際の教育現場での浸透は地域によって様々で、統合的な教育を行っている学校は相当数あると思います。

息子の学校もそのひとつ。

でもいつも思うのは「現状を嘆いても何も変わらないない」ということ。

そんな場合でも、支援シートにはとても役立つのです。
「親子の二人三脚をより円滑にする」そんな役割もあるのではないかと感じています。

少なくとも私は、「苦労して支援シートを作成してよかった!」今はそう思っています。
そして、中学から高校へ進学するときも、出来れば「支援シート」を作成しておきたいと思います。
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終わらない子どものグズグズ・・・どう対応したら良い?

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