わが家は親子でASD!息子にあっさりカミングアウト出来た理由
ライター:鈴木希望
親子揃ってASD…自閉症スペクトラムの私と息子。
「息子さんにはどんなふうにしてカミングアウトしたのですか?」という質問を受けることがあります。今回は、そんな時、我が家がどうしたのか皆さんにお届けしたいと思います。
これまでの「違和感」は理由があったのか!
「子どもに発達障害の可能性があると言われ、調べてみたら自分もそうだった」
まさに、このケースがわたしです。
わたしが診断を受けたのは2014年の夏。
ASD(Autistic Spectrum Disorder)、自閉症スペクトラムという結果でした。
列挙されている特性の例。自分が長年感じていた違和感と一致するのです。
発達障害だなんで思いもしないころは、
「性格が悪い」「努力が足りない」と叱られることが多く、その度に修正の方法がわからず苦しんでいました。
診断を受けた率直な感想は「救われた…」。
性格や努力不足のせいではなく特性の影響。
工夫次第で余計な折衝は避けられる、ということがわかり、救われたような気持ちになったものです。
つまりわたしにとって発達障害の診断は、
忌むべきものではなく、むしろひとすじの光、一縷の望みとも呼べるものでした。
そして、息子も全くおなじ診断名がつくことになったのです。
まさに、このケースがわたしです。
わたしが診断を受けたのは2014年の夏。
ASD(Autistic Spectrum Disorder)、自閉症スペクトラムという結果でした。
列挙されている特性の例。自分が長年感じていた違和感と一致するのです。
発達障害だなんで思いもしないころは、
「性格が悪い」「努力が足りない」と叱られることが多く、その度に修正の方法がわからず苦しんでいました。
診断を受けた率直な感想は「救われた…」。
性格や努力不足のせいではなく特性の影響。
工夫次第で余計な折衝は避けられる、ということがわかり、救われたような気持ちになったものです。
つまりわたしにとって発達障害の診断は、
忌むべきものではなく、むしろひとすじの光、一縷の望みとも呼べるものでした。
そして、息子も全くおなじ診断名がつくことになったのです。
果たしてこれは「カミングアウト」?!あっさり伝えた私とあっさり受け入れた息子。
私自身のそんな経緯もあり、息子にもあっさりと伝えました。
「あんた、発達障害ってのの可能性があるみたいだよ、私と一緒で。
困ったことがあったとき、解決方法を早めに見つけられるようになるかもしれないから、調べておこうか」と。
ショックを受けたらどうしよう、という気持ちより
「自分のことを理解できない生きづらさ」がどれだけ辛いかを知っているから、伝えておくことにしたのです。
すると
「痛いところがあったら早く治せるように、薬を家に置いておくのと一緒だね」
なんて言ってうなずくのです。
我が子ながらいい例えをするなあ、なんて感心したものです…。
こんな感じで、わが家のカミングアウトはあっさりと完了しました。
息子だけじゃなく、私の発達障害のことも、きちんと受け止めてくれました。
「あんた、発達障害ってのの可能性があるみたいだよ、私と一緒で。
困ったことがあったとき、解決方法を早めに見つけられるようになるかもしれないから、調べておこうか」と。
ショックを受けたらどうしよう、という気持ちより
「自分のことを理解できない生きづらさ」がどれだけ辛いかを知っているから、伝えておくことにしたのです。
すると
「痛いところがあったら早く治せるように、薬を家に置いておくのと一緒だね」
なんて言ってうなずくのです。
我が子ながらいい例えをするなあ、なんて感心したものです…。
こんな感じで、わが家のカミングアウトはあっさりと完了しました。
息子だけじゃなく、私の発達障害のことも、きちんと受け止めてくれました。
わからないことで不安になるのは自然なこと。
これまで無縁だった「発達障害」という文字列。
子どもが急に発達障害と診断されたら、言いようのない衝撃を受けられるのかもしれません。
受け入れようにもどうすればいいのかわからない、と感じる親御さんやご家族の方もいらっしゃると思います。
わからないことが怖いのは当たり前。
少しずつ発達障害のことを知って頂けると、その気持ちも和らぐかもしれません。
発達障害の当事者として、そして発達障害児の親として、
日々感じている事や経験をみなさんとシェアできればと思います。
少しでも心軽やかに過ごせるヒントを見つけて頂けたら嬉しいな、そう思っています。
子どもが急に発達障害と診断されたら、言いようのない衝撃を受けられるのかもしれません。
受け入れようにもどうすればいいのかわからない、と感じる親御さんやご家族の方もいらっしゃると思います。
わからないことが怖いのは当たり前。
少しずつ発達障害のことを知って頂けると、その気持ちも和らぐかもしれません。
発達障害の当事者として、そして発達障害児の親として、
日々感じている事や経験をみなさんとシェアできればと思います。
少しでも心軽やかに過ごせるヒントを見つけて頂けたら嬉しいな、そう思っています。
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