これから、放課後等デイサービスで求められる職員はどのような職員でしょうか。
ひとつに「心理指導担当職員」があげられます。
心理学系の大学卒業した児童指導員さんが活躍できる仕事です。
放課後等デイサービスでは、心理担当職員の重要性が認識され、必要な人材として求められています。
なぜなら、こども達の二次障害を防ぐケアができる体制がとても大切になるからです。
発達障害をお持ちのお子さん、特にグレーゾーンのお子さんは、小学生4年生を過ぎた高学年あたりから「自分と他の子供たちとのちがい」を認識し始めたり「特性によって、うまく出来ないことによる劣等感」を持ち始めます。
こどもによっては早くからストレスを感じている子も少なくありません。
なのに、高学年になると学校が終わるのが遅くなって放課後等デイサービスの利用が減ってしまう子が多くなります。
こども達も高学年です。しっかりしてきますし、こども達自身も
「友達と遊びたい」「ひとりで過ごしたい」等、きちん意思表示もしてくれるようになります。
こども達は高学年で生活面では自立してますし、放デイや療育も卒業かな、と利用を終えられる方も多く出てきます。
ただ、こども達自身大丈夫そうに振る舞っていても、内心では必死に周りに合わせていたり、空気を読むことでいっぱいいっぱいになっていることもあるかもしれません。
問題が起こり子供たちのストレスに気がついたときには、こども達はすごく疲れてしまっていてなかなかケアに時間がかかってしまう…なんてことも少なくありません。
生きづらさを抱えたまま過ごし、就職活動や社会人として自立したところ、壁に多く直面しガタっと心が折れてしまう…というのはとても怖いことです。
だからこそ、放課後等デイサービスなどを利用している間に気持ちに寄り添える先生がいることで、こども達の心の変化を大人が察知しケアがしやすくなります。
高学年になっても、週末で利用する日を設けるなどご提案もできます。
その後のこども達の心の発達の変化も見通して、こども達が自分の在り方を受け入れながら成長できるようにサポートができるようになるのです。
心理担当職員は、放課後等デイサービスの現場に重要になってきます。
必要に応じて、土日などの時間に余裕がある日に児童と対話する時間を設けたり、こども達に「困ったら頼れる場所があるんだよ」ということを提示していくことで、安心感につなげ、将来に向けて必要なスキルの習得を提案することもできます。
また、弊社では、「こぱんはうすさくら こどもの夢」という相談支援事業所を併設しています。
こども達は放課後等デイサービスから卒業します。
しかし、人生は続きますし、発達の特性による生きづらさがどこで顕著になるか本人も想像がつかないこともあります。
放課後等デイサービス卒業以降も、こども自身自分の特性と向き合い、生き方を習得していくためには、ご家庭が障害福祉につながる手立てを持っておくことが重要だと考え、こども達の支援に特化した相談支援事業所を設けました。
そういった、放課後等デイサービスをご利用するすべてのこども達の将来をサポートする土台のために心理担当職員が必要になります。
厚生労働省が求める心理指導担当職員は以下になります。
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学校教育法の規定による大学の学部で、心理学を専修する学科又はこれに相当する課
程を修めて卒業した者であって、個人及び集団心理療法の技術を有するもの
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私たち、こぱんはうすさくら佐賀の事業所も、心理指導担当職員の大切さを理解して、発達や子供たちの心に寄り添う声かけや支援を行っています。
こども達の発達に寄り添うことはもちろん。
職員の方のもつ資格や経験に敬意を払い、
先生たち一人ひとりの力が生かせる職場を作っています。
今月は会社見学会も行っております。(要予約)
大学で学んだことを生かしたい、さらに発達について知識を深めながら実践して自身を成長させたい、という方。
楽しんで仕事をしたいと思う方。
子供が好きな方。
そのような方と出会えたら、素敵だなと思います。
教室を盛り上げていきたいですね🌸✨
こぱんはうすさくら 佐賀
管理部
[見学会の詳細★ご予約はこちらから 0952-38-5526]
放課後等デイサービスで求められる人材とは
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23/05/18 20:03