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こぱんはうすさくら 佐賀水ケ江教室のブログ一覧

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『e-ラーニング(動画研修)』 と『 療育教材』

支援に役に立つ療育
教室での支援の効率化を図る為、リタリコさんの提供している、
『動画研修』  『療育教材』  を9月から取り入れることになりました。

『動画研修』は、ABA(応用行動分析)が中心の療育支援研修教材です。
声掛けの方法から教材の使用法、支援の方法論。運営における法令知識までカバーしています。
短い動画で区切られていて、動画毎に、確認テストがありクリアしないと次の動画に進めません。選択肢の順番が入れ替わったり、管理者が研修の進捗具合を確認できたり、とても便利です。

『療育教材』は、大学教授や専門家で集まり、教材試作。その後、リタリコさんの直営施設で教材の試運用をし、実用性の高い物を紹介しています。
児童の発達ステップに合わせた難易度の教材が用意されていて、教材から児童の発達を計る事も出来ます。

この2つ以外に、リタリコ『運営支援』も取り入れ、より効率的に運営を行っていきます。


ここまで、効率化を図るのには理由があります。
以下、「療育と介護の違い」 という社員研修の内容です。

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夏休み、児童が送迎車にお弁当を忘れました。
昼頃に気付き、見つけましたが、炎天下の車に放置されたお弁当です。
痛んでる可能性もあるので、怖くて食べさせられません。
社員の確認不足です。不手際なので、児童と共にお弁当を買いに行き、購入して食べさせました。
次の日、社員の中で「送迎の社員が責任をもってチェックする。」
「2度3度のチャックをし再発を防ぐ」と何やら怖い事を話していました。
確かに、一般的な会社ならこれが正解です。しかし、私の会社ではこれでは褒められません。なぜでしょうか?

水ヶ江教室の目的は「児童に良い環境を」と「自律」です。
「介護」施設であれば、先ほどの対処で大正解です。
ですが、「療育」で自律を促すのが当施設の目的です。
職員がするべきは、確認「する」のではなく確認「させる」事。
責任を「持つ」より、責任を「持たせる」事です。

(職員が)責任を持って確認する → (児童に)責任を持たせて、確認させる

                     同じようで全く違う方法です。 

成長に必要なのは失敗と改善です。
昨今の支援は成功体験ばかりに重きを置き、失敗を避ける傾向があります。
失敗を恐れているのは児童でしょうか?私には支援者に思えます。
そして、支援者が失敗を恐れる原因は管理職員の視野の狭さ、余裕の無さだと思います。
問題が起こるのは良い事です。問題も許容できなくて支援は出来ません。先回りして問題を排除するのは簡単な事です。
あなたは優秀であり、大人です。もう一歩引いて視野を広げましょう。

PDCAサイクルに最も必要な事は 『余裕』 になります。
「しない事をする」
「余裕を取り置きしておく」
これは別研修になりますが療育の世界では必須だと思います。
実は、この感覚は管理職に必要な感覚です。
療育に本気で取り組むならば、支援員は管理職の実力が必要です。
これは小手先のテクニックでは最早無く、人間力になります。

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1年半の運営で職員の研修がやっと半分ほど終わりました。
現在、私の理想の支援への進捗度は40%。
目指すのは、児童が自然に自由に自律する事です。
社員に本当の意味での 人を育てる『担当制』 という研修をしました。
今までは とても良質なお預かり施設 でした。
それでも児童は急成長しましたが、まだまだ目標は先にあります。

2018年2月オープンで今、1年半経過しました。
1年かけて社員に心の底からの安心感を持ってもらい、児童にも安心が伝わる事で、成長を促し、一定の効果が生まれました。
これから、そこにプラスで、療育の本格的な方法論や個々にあった仕組み、自律を促す共通認識、社員の支援者としての成長、これらが組み合わさる事で、今までに無い施設を目指していきたいと思っています。


長いブログになりましたが読んで頂きありがとうございます。

放課後デイ・児童発達 各10名定員ですが、
放課後デイサービスは日によって定員がいっぱいな日があります。
児童発達支援は平日・日曜日・祝日が5~6名
           土曜日は8~9名でまだ空きがあります。

土日祝も運営しています。
見学会は随時予約受付しているので、ぜひご連絡ください。
御覧いただき、ありがとうございました。
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