目標設定。
難しいですよね。
今日のこと
今週のこと
来月のこと
来年のこと
将来のこと
大人の身近な例でいえば
食事作り。
カロリーや栄養バランスに気を配って
季節感なんかを取り入れつつ
メニュー考えて
買う物決めて
どの店で買うか
どの順に売り場を周るか
調理の手順も考えて
家族の帰宅時間も考慮して
やっと食事にありつける。
こんな小さな目標達成を
積み重ねながら
日々の生活があるのですね。
認知に偏りがあるお子さんの場合
将来?
来年?
明日?
この授業の後?
そんな先のこと、知りませ〜んって
感じのことありませんか。
イメージが難しいのでしょう。
だから、早く終わらせるため
計算ドリルの答えをまる写ししたりする。
「そんなこと続けてたら
後で困ることになるよ」
と言ったところで
今がよければ、それで良し!
なんでしょうね。
明日の時間割にさえ
気を飛ばせないなら
進路や将来など
遠すぎる未来。
支援者として
何かをして欲しい時
遠くの目標を示しても
伝わらないなら
目の前のことだけを
指示してみるのが
良いかも知れません。
計算ドリルの①から③までやりましょう。
できたね。
④から⑥までやりましょう。
視覚情報が気になる場合
該当箇所以外は、
紙で覆って見えなくする。
給食の用意でも
消しゴムを筆箱に戻します。
できたね。
筆箱を片付けます。
できたね。
本をカバンに入れます。
できたね。
ノートをカバンに入れます。
できたね。
手を洗います。
できたね。
給食袋を出します。
など単品オーダーで。
達成感をたくさん集めて
少しずつ未来に向かいましょう。
【学習支援】 目標
教室の毎日
18/12/23 14:08