師走に入り、慌ただしくなってきましたがいかがお過ごしでしょうか？
アートチャイルドケアSEDスクール横浜センター南です。

年長児さんは小学校の就学時健診も終わり、いろいろとご準備されていると思います。
就学先として特別支援学級（横浜市の呼称は個別支援学級）や特別支援学校を検討されている方もいらっしゃるかと思います。

今日は『特別支援教育就学奨励費』についてお話したいと思います。

特別支援教育就学奨励費は、障害のある子どもの教育にかかわる費用を国及び地方自治体が補助する制度です。
家庭の経済状況に応じて、保護者に対し補助金が支給されます。
障害のある子どもを持つ保護者の経済的負担を軽減するための仕組みです。これによって特別支援学校への就学を奨励したり、特別支援教育を普及させたりすることを目的としています。
児童福祉施設に入所、または指定療育機関に入院し、就学に係る措置費や療育の給付を受けている場合は、特別支援教育就学奨励費の支給対象外です。また、生活保護や要保護児童生徒援助費補助金を受けている場合は、同一費目の申請はできません。

対象とする経費は、通学費、給食費、教科書費、学用品費、修学旅行費、寄宿舎日用品費、寝具費、寄宿舎からの帰省費などがあります。
詳しくは文部科学省のホームページをご確認ください。

ランドセルや入学式のスーツも経費の対象です。入学前に購入したものも申請できるので、入学準備の学用品などを購入したら領収書やレシートを保管しておくことをおすすめします。

横浜市の個別支援級の場合、『個別支援学級就学奨励費』と呼ばれています。
年度当初から個別支援級に在籍する１年生のみ『入学準備費』の支給申請が可能です。10月～６月※までに購入された入学準備品（ランドセル、入学式用スーツ、通学用カバン、リュックサックなど）に対して半額（上限額あり）支給されます。申請にはレシートが必要です（紛失した場合は申立書に記入）

学用品・通学用品に対しても、入学準備費とは別に支給されます。こちらは全学年が対象で、３月以降※に購入されたもののレシートが必要です。
※部分は地域によって異なる場合もあり、要確認

【学校の授業で使用する学用品】
文房具類、リコーダー、体操着、水着、プール用タオル、習字セット、絵具セット、裁縫道具、国語辞典など

【通学に使用する用品】
通学用靴、通学用帽子、雨傘、雨靴、上履きなど

※衣類や日用品などは対象外です。
※奨励費を辞退することも可能です

参考までに、平成30年度版の横浜市の個別支援級就学奨励費のお知らせ資料（画像）を掲載します。内容（項目や金額等）は毎年同じとは限りませんので、詳細は入学後に配布される資料をよくご確認ください。