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SEDスクール横浜センター南です。

風船は、お子様方が大好きな課題の一つです。

私たち大人は、風船を見ると、
・空気を入れて膨らませて遊ぶもの
・ヘリウムや窒素といったガスを入れるとふわふわ浮くもの
といった概念、イメージが浮かびます。
空気を入れるのが意外と大変だとか、
空気を入れ過ぎてとパーンと破裂してびっくりしたことがあったとか、
ふわふわ浮いている風船を持っているときのワクワク感、
手を離して空高く飛んで行ってしまったときの気持ちなど、
風船にまつわる様々な体験の記憶も浮かんできますね。

では、小さなお子様は、風船を見るとどうするでしょう。
膨らませて遊んだことがないお子様は、
引っ張ったり、振ってみたりして、感触を確かめるかもしれません。
そのとき、大人が“膨らませて遊ぼう”という親切心から、
お子様から風船を取ってしまったら…？
どんなものなのか確かめている最中に風船を取られてしまったお子様は、
慌てて“返して”と要求するかもしれません。
要求を表現することが難しいお子様の場合は、
泣いたり癇癪を起こしたりするかもしれません。
“もういいや”とやめてしまうお子様もいるかもしれませんね。

私たち職員は、「びよーんって伸びるね」「ペコペコ音がするね」など、
擬態語や擬音語をたくさん使って話しかけ、
どの段階の学びをしているか確かめながら、
適切な概念を構築できるよう促していきます。

空気を入れて膨らませて遊ぶもの、
という基本的な遊びを理解していらっしゃるお子様には、
風船を膨らませ、「３，２，１」とカウントダウンして跳ばす
という新しい遊びを取り入れ、遊びの幅が広がるよう促します。

相手に要求を伝え、思い通りにやってもらえた、というやり取りを
楽しく感じるお子様もいらっしゃると思います。
風船遊びは、「もう一回(膨らませて)」「もっと(大きく膨らませて)」といった
要求を引き出すことができるチャンスもたくさんあります。
発声・発語の他、身振り、行動、視線、カードを手渡す、といった
あらゆるコミュニケーションツールを用いて要求できるように促します。

いろいろなことを教えてあげたくなる親心を抑えて、
時には、お子様の遊び方をゆっくり観察したり、
模倣したりしてみてはいかがでしょうか。
一緒に楽しく遊ぶ中で、すてきな発見があるかもしれません～☆

見学・体験は火曜日から金曜日の中で、
適宜受け付けております。
お電話にて日時を調整いたしますので、
お問い合わせください。
職員一同お待ちしております！

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アートチャイルドケアSEDスクール横浜センター南
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