こんにちは、深谷駅前教室です(^^)
さて、「コミュニケーションの土台作り ~ 小さい指示って何?」PART2です!
ちょっとだけ前回の振り返り(*^^*)
「小さい指示=ちょっとしたお願いごと」でしたね!
前回のブログが気になる方は、チェックしてみてください。
今回は、「小さい指示」の実践編をお話していきます。
例えば、こんな場面(・・?
<カゴに荷物を入れる>
スタッフ:「カゴに荷物を入れてね(^0^)」
お子さん:「はーい!」
あたり前の風景ですが、これがなかなか難しいケースも結構あります。
そこで、私たちの支援では…
(行動の前)
カゴの目の前で「カゴに荷物を入れてね」と声をかけられる
=小さい指示(ポイント1)
↓
(行動)
カゴに荷物を入れる
↓
(行動の後)
「カゴに荷物を入れられてカッコいいね!」と褒められる
=良いことがあった(ポイント2)
このような経験を積み重ねることで、「小さい指示」に対して動けるように✨
今回は、この基本のポイントを2つご紹介します
ポイント1
お子さんが100%できそうな行動から始める
実践するのは「指示」ではなく、あくまでも「小さい指示」です。
つまり、とっても簡単なことからスモールステップで行っていきます。
「やっぱり指示が通らない…」ではなく、できる行動を見つけます。
ヒントは、「お子さんがやろうとしている行動」です。
例えば…
・イスに座ろうとしているとき
・おもちゃを箱に入れようとしているとき
・ママに何かを渡そうとしているとき
今にもお子さんが行動しそうなタイミングで、
「座って」「入れて」「ちょうだい」等と、こちらが指示した環境を作っていきます。
これで、第一段階クリアです(^^ゞ
ポイント2
行動の後には必ずメリットが得られる環境づくりをする
行動の後にいいことが起こることで、「座って」「入れて」「ちょうだい」などに対する行動が一つひとつ増えていきます。
その一つひとつの行動が増えていく過程で、様々な小さい指示に対して行動できるように(^^♪
ちょっと気をつけたいことは、お子さんにとってのご褒美は一つではないこと。
褒め言葉が嬉しいお子さんもいれば、まだその意味を学んでいるお子さんも。
お菓子がご褒美になるときもあれば、満腹のときはそうでもなかったり…
場面に合わせた環境づくりは、簡単なようで上手くいかないことも多くあります。
それでも、お子さんの成長のために、私たちが変わる!
「変えるために変わろう」
バンブーハットキッズのスローガンです(*^^*)
ご家庭でも実践できることを、お子さん一人ひとりに合わせて一緒に考えていきましょう♪
何かご心配なことがあれば、いつでもご相談をお待ちしております。
コミュニケーションの土台作り ~小さい指示って何?PART2
教室の毎日
21/09/10 12:31