こんにちは。てらぴあぽけっと本厚木教室です!
8月も終わりに近づき、段々と日が短くなっているように感じます(^_^;)
写真のお友達はスライムで遊んでいます(^o^)
スライムや磁石を使った玩具など感覚刺激を与える遊びは思考力や想像力が育まれます。以前ご紹介した強化子にはこのような感覚遊びの玩具を使うこともあります。
本日は【言語模倣】のプログラムについてご紹介致します。
不明瞭と言っても1音1音がきれいに発音できないお子さまや、音が合わさって単語になるときに前や後ろの音につられてしまうお子さまなど様々です。
今回は前後の音につられてしまう場合についてご説明致します。
まず前後につられてしまうとは何なのか?
例えば「パトカー」が「ぱぽかー」「ぱこかー」
「たべている」が「ぱべている」となってしまうことです。
パトカーの場合は前の”ぱ”や後ろの”か”につられ同じ子音になってしまっていますが、たべているの場合後ろの”べ”につられ子音はちがいますが同じ唇を使う音に誤ってしまっています。
では早速どのような支援を行っているのか…?
これはどのプログラムにも当てはまりますが支援方法は1つではありませんので一部をご紹介いたします(^^)
①ゆっくりと発音します。1音は明瞭に発話できているのであれば、区切ってゆっくり読むことで単語でも明瞭になることがあります。区切って読むことができるようになったら徐々に区切りをなくしていきます。
「ぱ と かー」→「ぱ と かー」→「ぱとかー」のような感じです。
②文字数が多い単語はなん音かずつで区切ってみます。例えば「おりがみ」は「おり」「がみ」と2音ずつ区切って復唱を促します。①と同様に徐々に区切りをなくして明瞭度をあげていきます。
③ひらがなが読めるお子さまの場合、つられてしまう音のみひらがなで記載します。ぱとかーであれば『〇と〇ー』等。そのひらがなのみ提示することで意識が向くように促します。
てらぴあぽけっと本厚木教室では言語模倣のプログラムではこのような支援を行っております(*^^*)他にも口元を見せて促すなど様々な方法がございます。
以前ご紹介した表出のプログラムでは明瞭度は求めませんが、言語模倣では明瞭度を求めるのが目的です。繰り返し行いすぎるとお子さまは自分は言えているつもりなのにどうして直されるのだろう?とお話をすることが嫌になってしまうこともあります。自発的にお話をしてくれる機会をなくしてしまわないよう遊びの中に取り入れるなども行っています♪
(※口元を見せる際は一定の距離を保ったまま行わせていただいております。)
上手に言えたね!!
教室の毎日
20/08/28 17:28