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どういう言葉がけをすれば⁉

こんにちは、ジェイです♪ 『「心の理論」の発達が追い付いていない子どもたちへの言葉がけ』 について、お話ししたいと思います。 前回書きましたが、 「お友だちが嫌がることはしちゃだめだよ」 「自分がされて嫌なことは、相手にもしてはだめ」 「お友達の気持ちになって、もっと優しくしなさい」 と伝えても、 相手の気持ちや状況を理解することは困難です。 このような場合は、 「これはやってはいけないよ」と行動そのものを シンプルに伝えた方が適切と思います。 相手を叩いておもちゃを奪いとる。こんな時は 「おもちゃが欲しいときは叩かないで『貸して』と言おうね」と 代替案を具体的に示してあげましょう。 言葉がまだ出ていなかったら「貸して」と手を出す動作を示し、 子どもに真似させましょう。 まだ相手の立場に立てない子どもにとって 「人に迷惑がかかるからやってはいけない」も通じないことがあります。 また、子どもは言葉通りに受け取って、 「人がいなければやっても構わない」と考えてしまう危険もあります。 例えば、「バスの中では他のお客さんに迷惑がかかるから、静かにしましょう」 「運転手さんに怒られちゃうよ」と注意していると、 「たまたまそのバスに他の乗客がいなければやってもいい」 「運転手さんが優しい人で怒られなければ騒いでもよい」と 考えてしまうかもしれません。 こんな時はシンプルに 「電車やバスは家ではないから、口は閉じていよう」とだけ伝えましょう。 子ども同士のトラブルを回避させようと、大人がすぐに仲裁に入ってしまうと、 子どもの成長の機会を奪うことになりかねません。 相手にやられる経験を通して初めて「こうされると嫌なんだ」と 相手の立場に立つ気持ちが育つこともあるでしょう。 おもちゃを持って武器にして相手を叩いたり、相手に投げたりしない限りは 見守り、子ども自らが気づけるようにすることも大切なことだと思います。 定型発達児でも、発達障害児でも社会性がまだ育っていない時期に 「相手の立場に立って」はハイレベルです。 「相手の立場に立つ」という考え方が定着していないため、 そのことを前提で言い方・伝え方を考えていく必要があります。 わたしたち支援者が、子どもたちの言動の背景に目を向け、 ”その子の頭の中をのぞく”ことの大切さを改めて感じています。 心の理論。 心の理論・課題。 調べてみてはいかがでしょう(^^)/

放課後等デイサービス ワンズ J(ジェイ)/どういう言葉がけをすれば⁉
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21/07/28 21:36 公開

「心の理論」知っていますか?

こんにちは、ジェイです♪ 突然ですが、「心の理論」知っていますか? 相手の立場に立って物事を考えることを、 専門用語で「心の理論」と言います。 4歳未満の子どもの多くは、まだこれを獲得していないそうです。 もう少し砕けた表現をするなら、 相手の「こころ」の状態(目的や意図等)を理解し 「相手はきっとこう考えているんだろう」と理解し推測する働きの事です。 この発達を調べるテストに「サリーとアンの課題」があります。 この課題では、サリーとアンという女の子2人が描かれた課題用紙を見て、 登場人物の行動を推測することで、 「自らの視点ではなく、相手側に立って考えることが出来るかどうか」を 調べることができます。 この課題を行うと3歳~4歳前半頃の子どものほとんどが、 見たままの光景を答えてしまい、 登場人物であるサリーとアンの行動を推測することが難しいそうです。 4歳後半以降になると、 子どもは他人の置かれた状況について考えられるようになり、 登場人物の行動を推測することができるようになり、 正しく答えられるとされています。 しかし、自閉症スペクトラム障害などをはじめとする発達障害の子どもは、 この「心の理論」の獲得に困難を示し、 正解率が年齢に対して低いと言われています。 友達と上手く関われなかったり、 様々な場面で上手く振る舞えなかったりする子どもたち。 例えば、悪気はないのに友達が嫌がる事を言ってしまい みんなから責められたり、自分の立場を悪くしてしまったり…。 なぜそのような事が起こってしまうのか? それは自分が言った言葉が相手にどう受け取られているかを 想像する事が出来ないからです。 人との関わりの中で、 何かとトラブルが生じてしまいがちな子どものコミュニケーションの背景には、 こういった心の理論の問題がある事が多いようです。 「心の理論」の発達が追い付いていない子どもたちに、 次のような言葉をかけても、子どもの心には響いていないかもしれません。 「自分がされて嫌なことは、相手にもしてはだめ」 「お友達の気持ちになって、もっと優しくしなさい」 なぜなら、子どもたちにとって自分は相手ではないからです。 次回、 『「心の理論」の発達が追い付いていない子どもたちへの言葉がけ』 について、お話ししたいと思います。

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