こんにちは、らいくす草加教室です!
毎日雨が続き気温が急激に下がるようになり、長かった夏の終わりを察して、
身体も心もキュッと縮こまってしまったような気がして毎日を過ごしていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
大人たちは寒さに耐えつつ秋服を引っ張り出しよれた服を着て毎日を慎重に過ごすなかで、
こどもたちはというと、夏休みが少し長引いたと言わんばかりの遊びっぷりと溌溂さを依然と残しています。
少し嵩が増した宿題には少しめを逸らしつつ、今日も教室ではたくさんの遊びが繰り広げられていました。
木でできたつみき、「KAPLA」は依然教室内で人気を誇ります。
今日は、KAPLAの箱のふた裏にある見本を見て、大きな家を作り上げていました。これもまた大作です。
見本には、イラストしか描いてありません。
「どれくらいの位置に」「いくつずつカプラを置いていくのか」、言葉では書いていないので、目で見て、確認して、真似ていきます。
家の柱を担う縦置きのカプラは、一か所につき2つずつ使われています。
それをイラストでみて、「2つのカプラが7こ…」とつぶやきながら、必要な数だけのカプラを手に取り作る児童の姿に、私は感激してしまいました。
なぜなら、彼は小学1年生だったからです。
掛け算はまだ学校で習っていない彼ですが、自然と遊びの中から掛け算の軸となる考え方を身に着けていました。
きっと私たち大人が宿題中に甲斐甲斐しく教える掛け算より、
創作意欲にあふれて夢中になっている最中に自然に手に取る掛け算のほうが、
こどもたちにとっては肌なじみが良いのかもしれません。
たしかに、私たち大人ですら、誰かに言われた何かよりも自らが体感して見つけたものを大切にしたいと思いがちですし、自分に対する浸透率が高いように思えます。
当たり前だと思えることですが意外と見落としがちなところで、私たち大人はいつも雨のように上からとうとうと言葉を振りかけてしまいがちです。
その雨を、子どもたちは本当に気持ちよく浴びているのか、私たちはその都度気にかけなければなりませんなと、しとしとと感じた1日でした。
とはいえ、
秋の長雨が止むのが待ち遠しいですね。
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雨が降る
教室の毎日
21/09/08 19:37