自閉症が含まれる自閉スペクトラム症には、双子での研究によって遺伝情報が関係していることが示されています。
遺伝情報が同じ一卵性双生児が同時に発達障害となる確率は約50~80%であるのに対して、遺伝情報が異なる二卵性双生児の場合は約30~40%という割合であることが報告されています。
このような研究から、自閉スペクトラム症は単一の遺伝子が原因ではなく、複数の遺伝子や両親の年齢、出生時低体重、多産や妊娠中の母体感染症などの要因が複合的に絡み合っていると推定されます。
つまり、親や子どもに自閉スペクトラム症の遺伝情報があるからといって、必ずしも子どもやきょうだいが同じ診断を受けるとは限りません。
もしそうであれば、一卵性双生児が同時に発達障害となる確率は100%になります。
現状では「遺伝の可能性がある」と言えるだけです。
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アスペルガー症候群と遺伝について
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21/03/08 17:01