ワーキングメモリの機能自体を改善する方法として、効果が確証されているものはまだありません。日々の困りごとに対して、一つ一つサポートすることで、本人のつらさを減らしていきましょう。
・忘れっぽく、集中力が弱い場合
時間割や持ち物、連絡事項などは保護者や教師が一緒に確認しましょう。また、勉強するとき、話を聞くときに刺激となるものが目に入らない環境づくりをしましょう。カーテンを閉める、仕切りを立てる、などの方法がおすすめです。
子どもが衝動的な行動をする前に、「座って話を聞こうね」「次は〇〇をする時間だよ」などと声をかけて行動を正したり、事前に想定される混乱をなくす声がけも大切です。
・活動の切り替えができない場合
活動の流れを最初に伝えましょう。このとき、絵や数字を交えて視覚的、具体的に伝えるとより効果的です。いきなり「次は〇〇をするよ」と言われてパニックにならないように、行動の流れを頭に置き続けられるような仕組みを作りましょう。
・読み書きや計算が苦手な場合
少し読んで解釈を確認することを繰り返しながら少しずつ読み進めることです。計算をする時にも、一気に解こうとするのではなく段階的に区切ったりしましょう。書こうとしていることを声に出すことで注意を集中しやすくなります。
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21/06/24 14:11