・乳児(0歳〜1歳)
ADHDは発達障害のひとつですが、発達障害は、言語・認知・学習といった発達領域が未発達の乳児では、症状が分かりやすく出ることはありません。ですから、生後すぐにADHDの診断が出ることはありません。また、ADHDの症状は他の発達障害の症状と共通するものもあるので、判断には注意が必要です。
・幼児(1歳〜小学校就学)
ADHDのある子は、成長するに従い、以下のような行動をとる場面が目立つようになります。ただ、前述の通り、ADHDの症状は他の発達障害の症状と共通するものもあります。必ずしもADHDとはかぎらないので、特徴はあくまで参考程度にしましょう。
・他の子をたたいたり、乱暴をすることがある
・落ち着きがなくじっとしていることができない
・我慢ができないので癇癪(かんしゃく)をおこすことが多くみられる
・物を壊すなど乱暴・破壊的な遊びを好むことがある
いくら言葉だけで注意しても、これらの同じ行動を繰り返してしまいます。
幼児期になると、落ち着きがなかったり癇癪を起こしやすかったりといった様子から、ADHDに気づくことが多いようです。また、保育園や幼稚園でも他の子どもとトラブルを起こしがちになってしまいます。そのような行動が原因で誤解され、しつけがされていないなどと言われることもありますが、ADHDは先天的な脳の機能障害によるもので、しつけや育て方の問題ではありません。
見学のお申し込み、質問等も受け付けていますので
是非「空き確認・見学予約」のオレンジボタンを押して
気軽に質問してみましょう!!
年齢別ADHDの特徴や症状の現れ方【生後すぐ~幼児】
タメになる情報
21/07/08 10:43