こんにちは!作業療法士の菊池です。
作業療法士と聞いてみなさんどんなイメージを持たれるでしょうか。何をする人かわかりづらい。それが作業療法士のイメージかもしれません。
それもそのはず。私が思う作業療法士とは、ずばりなんでも屋!
作業療法は小さなお子さんからご高齢の方まで、体が不自由な方から心の問題を抱えた方まで、本当に様々な方を対象とします。そして作業療法士がみる作業とは、食べる、着替える、トイレをする、書く、読む、勉強する、遊ぶ、仕事をするといった、生活でのすべての活動を指します。日々の生活の中での困り事がなぜ起きるのか、どうしたらできるか、人・環境・作業を総合的に評価し、適応を促していきます。だから、生活での困り事はどんな事も作業療法の対象となるのです。
例えば、静かにしなさい、座りなさいと言われても動き回ってしまい、じっとしていることが難しいお子さんがいたとします。なぜじっとしていることが難しいのか。姿勢を保つ筋力や持久力が弱い、筋肉や関節の深部感覚や平衡感覚に刺激を求めて動いている、周りに気になることがありそこに注意が向いてしまうといった要因が考えられます。そんな場合は、姿勢を保つ筋肉を使う遊びをする、求めている感覚の遊びを十分にとりいれる、気になる視覚聴覚刺激が入らないよう部屋の環境を調整するといった対応が考えられます。このように、行動の原因を様々な面から分析し対応を考え、適応を促していきます。
さくだいらキッズらぼには、ゲーム療育、プログラミング、お仕事体験など、様々な特徴的プログラムがあります。
それらのプログラムにお子さんが無理なく挑戦していけるよう、内容やレベルなどの環境調整をしていきます。
お子さんの好きを見つけたり伸ばしたり、苦手なことにも挑戦していける、そんなお手伝いができたらと思います。
さくだいらキッズらぼで、自分らしく社会で生きていく力を育んでいきましょう!
作業療法士だからできること
スタッフ紹介
21/05/29 01:09