私が教師時代、美術の授業で早く制作が終わった生徒にはペーパークラフトをやってもらっていました。
思ったより難しく、中学生でも大変そうでした。
簡単なものを集めてさくらぼにも置いてあります。
今日、まず中学生のA君が「ちょっとレベルの高いペーパークラフトがやりたい」と言って大人向きのイヌワシを作り始めました。
その様子を見ていた小学生のB君が「僕も家で作っているから簡単じゃないのを作りたい」と言ってピカチュウを作り始めました。
「ちょっときついかな?」と心配しながら見ていた私の気持ちをよそに、
二人ともとっても器用にハサミを使い、紙を上下左右に動かしながら、きれいに切っています。
A 君は説明書を見ながらちゃんと指示通りに作っています。
B君は細かい作りこみをコツコツと進めています。
二人の作品は中学生でも場合によっては作りずらい作品だと思います。
でもその作品を二人は当たり前のように作っています。
もちろんすべて順調にいっているわけではありませんが、ここまで制作を粘り強くしている元はなんでしょう?
私は、2人の「集中力」だと思います。
こういう制作が好きだということもあると思いますが、「のめりこめる力」が彼らを粘り強くさせているのだと思います。
「集中力」
とっても大切な力ですね。
こどもの持つ力
教室の毎日
22/02/12 20:50