障害がある人の不当な取扱いを禁じ、個々のニーズに合った合理的配慮の提供を求めることによって、差別を解消しようとする障害者差別解消法があります。これに沿って対応しなくてはならないのに、ほかの児童のクレームに押し切られてしまう先生が実際にいらっしゃいます。
小さな頃にこのような体験をした子供は「僕は周りに助けを求めてはいけないんだ。何もかも自分の努力でこれからの人生を歩んでいかなくてはならないんだ」と思うかもしれません。
家庭で配慮してください。
家庭でなんとかしてください。
そう言われた事がある人もいらっしゃるのではないでしょうか。
ですが、今は便利なツールがたくさんあります。
学習障害のある生徒には先生が読んでやる、または音声ソフトを使わせればよいと思います。
例えば、マルチメデア教科書(デイジー教科書)という音声ソフトもあります。
背景と文字の境界が混ざってしまい、行を飛ばしたり、読めなかったりすることもあるので、こんなときはリーディングトラッカーを使うと効果的です。
また、黒板の文字を写せないのならば、タブレットで写真を撮らせればよいのです。
子供の特性に合わせてツールを上手に活用することで、学びの困難を少しでも軽くすることができます。
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合理的配慮はえこひいき?③
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22/05/10 11:36