水曜日は自立課題の日ということで、
今日は自立課題の休憩の様子をお伝えします。
特性のある子の中には休憩が苦手な子がいます。
休憩という概念の理解が難しいということが、根底にあるケースが多くみられます。
ですが休憩は重要な機能があります。
休むことが苦手な子は自分では楽しいと思って遊んでいるつもりでも、知らず知らずのうちに疲れが溜まり、それがイライラとなって不適切な言動を他者にぶつけてしまうこともあります。
また社会に出た後においても、休憩時間にうまく体を休めることができないと、就労が続かないということにも繋がります。
また休憩時間とはいえ、何をしてもいいわけではありません。あくまでも勤務時間帯の中での休憩なので、体を休め、時間になれば速やかに作業に戻れることが前提です。
こちらの子は自立課題に取り組んでいます。
活動中はおおむね集中することができますが、休憩中に気になることがあるとそちらの方に移動してしまうことがよくあります。
もちろん興味があることはとても大切なこと。
ですがそれを我慢する力もまた大切
そこでこの子の好きな活動を強化子(ご褒美)として活用することにしました。
5分間座って休憩を過ごすことができると、自立課題の片付けができる権利が増えていくという仕組みです。
「片付け」というお仕事のようなものでも、お子様によってはご褒美にもなるんですね!
またその仕組みを本人でもわかるように絵カードが増えていく形にして伝えています。
本人もよく理解して、好きな絵本を見ながら座って過ごしているところです。
アネラで大切にしていることの一つは「わかって動ける」環境作り!!
求められていること、頑張った後のご褒美を「わかる」形で伝え、
自主的に「頑張れる」環境を整えるように工夫しています。
本日も読んでいただきありがとうございます😊
休憩の練習!
教室の毎日
24/11/28 11:58