・僕は、3月まで勤務していた他の児童デイでも、今のこぱんはうすさくら札幌太平教室でも、リーダーとして子どもたちに指示したりまとめるよりも、なるべく子どもたちの輪の中に一緒に入るようにしています。
・なかなか輪や集団の中に入れない子や、脱走したりする子の対応係をすることが多いのですが、できるだけその子の隣に座ったり、時に抱っこしたり、あぐらの中に入れて、若干身柄を拘束(?)したりもします。
・でも、その繰り返しの中で、最初の頃のように強い抵抗を示すことは少なくなり、人の指示や期待に応えようとする姿勢が感じられるようになってきています。
・ただ、すぐに姿勢が崩れたり、おしゃべりを始めたり、話している人の方を見ないことがあったりしますが、その際は、なるべく即座に注意し、その子の耳元で、望ましい行動を伝えています。
・そして、それができた時は、すかさず褒めるようにしています。
・これからも、このことを繰り返していくことになると思いますが、以前は言われても聞こえないかのように無反応だったのが、ハッと気づいて、姿勢を正す子も増えてきています。
・誰でも、自分の行動が注目され、そして、褒められるとうれしいものです。
・こぱんでは、注目を惹こうとあえて禁止行為をしてしまう子が、まだたくさんいます(笑)
・そういった子どもたちに、これからも愛情を持って、ねちっこく、しぶとく関わり続けたいと思います。
・子どもたちの心の中に、僕の心が住むことができるように、ていねいに関わり、寄り添っていきたいと思います。 T.T
子どもに寄り添う黒子役として
教室の毎日
22/07/10 21:54