◎ミニ箱庭療法セットを注文しました!
届き次第、こぱんはうすさくら札幌太平教室をご利用のお子さん全員に、箱庭療法を行います。
・何も言ってくれないから、子どもの気持ちがわからない。お母さん、お父さんにとっては、とても不安なことです。
・箱庭療法は、言葉を使わなくてもできる心理療法です。子どもさんの理解の手助けをし、子どもさんの成長をはぐくむ、遊びでも絵画でもない箱庭療法という心理療法があります。
【箱庭療法とは?】
・箱庭療法は、砂の入った箱に、パーツと呼ばれる、おもちゃなどを入れ、自由に表現します。
【砂箱】
・砂箱は、内側が青く塗られています。青く塗っているのは、砂を掘ったときに、水が出てくる感じを出すためです。海や川などを表現することができます。
【パーツ】
・木、花、動物、人、仏像、乗り物、軍隊、柵、家具、家、建物など、多種多様なものを用意します。(※ただ、今回購入したものは、ミニ箱庭療法なので、パーツは限られています)
・砂を動かし(動かさなくてもいい)、パーツを自由に乗せ、表現していきます。
【心理担当職員の態度と回数】
・「この砂と玩具を使って、なんでもいいから、作みてください」などと言って、自由に表現するのを見守ります。
・1回きりで終わらず、時間をおいて、回数を重ねることにより、成長やこころの状態を感じ取りやすくなります。
【アートセラピーなど、他の療法との違い】
・箱庭療法は、遊戯療法と絵画療法の間に位置します。
・遊戯療法では、成長の課題やこころの状態をイメージで把握しにくいですが、箱庭療法では、視覚でイメージを感じとることができます。
・絵画には、上手い下手があるという思いがあり、抵抗がある方がいますが、箱庭は、玩具を置くだけなので、ハードルが下がります。
・また、立体的な表現をすることができるのが特徴です。
【どんな効果がある?】
・言葉にできないことを自由に表現し、それを心理担当職員が受け入れ、理解しようとすることにより、こころが開かれていきます。
・葛藤や不安、怒りなどを表現し、心理担当職員に支えられながら、自分の課題を乗り越えていきます。
・表現できないストレスが、癇癪や腹痛、チック、自傷行為などの症状につながります。箱庭で表現できることで、症状を軽減していくことができます。
・心理担当職員及びこぱんはうすさくらのスタッフが、お子さんの理解を深められ、よりよい療育的アプローチをすることができます。
※ただ、箱庭療法の効果には、個人差があります。 T.T
【近日中に箱庭療法を始めます】
教室の毎日
22/07/29 07:19