「微力だけど無力じゃない」
「微力だけど、せいいっぱい、声を上げましょう。」
原爆の日に行われる「長崎市長平和宣言」の中にある言葉です。
もともとは、2001年に始まった核廃絶署名活動のさ中に、「ビリョクだけどムリョクじゃない!」という合言葉が生まれ、育っていったもののようです。そして今では、この言葉は多くの人々の共有財産になりました。
僕の座右の銘の一つでもあります。
僕は自分の身の回りの事で精一杯で…
それすらギリギリで、僕の仕事は全然世界を救うことはできません。
たくさんの子どもたちや家族を救うことはできません。
それでも、僕たちは無力じゃないと思います。
「微力だけど無力じゃない。」
日々、児童デイサービスの仕事をしていく中で、自分の無力さを感じる瞬間はたくさんあります。
それでも「微力だけど無力じゃない」と信じて日々頑張っていますし、これからも頑張ります。
僕たちが関わる子どもたちやご家族の笑顔が少しでも多くなるように…。
「そんなことやっても何も変わらないよ」「意味ないよ」言われたり、
「賛同できません」と言われることもあります。とても悲しいですが、「無視されるよりはいいかなぁ」
と思ったりしています。
また、無視され、批判され、悩むことが大切なのかもしれません。
これからも試行錯誤を続けるかもしれません。
僕たちのやっていることは、本当に微力に過ぎないのかもしれません。
しかし、何も行動を起こさずに、子どもたちの成長を促し、幸せを守ることはできません。
ご家族をサポートすることはできません。
子どもたちが様々な花を咲かせるための、土作りと土耕しの仕事を、これからも頑張ります。 T.T
【ビリョクだけどムリョクじゃない】
教室の毎日
22/08/05 06:29