【豆まきの話】
・今年、令和4年もあと‘1日となりました。
・1ヶ月後は節分(豆まき)です。
・またまた、前の児童デイの話で恐縮ですが、
今年2月の節分の日のある週を「豆まき週間」ということで、子ども達は、それぞれ家に持ち帰る鬼のお面を作り、そして、北海道特有の文化である「落花生」で豆まきをしました。
・スタッフ職員が鬼になり、子ども達は力いっぱい豆をぶつけてきます。
・いろいろなストレスや不満や怒りなどを落花生に込めて、鬼に投げつけることで、それらが少しでも弱まってくれればいいなと思います。
・僕たちは、時に、親や学校の先生などにぶつけられない不満や怒りを代わりに受け止めることも必要だと思っています。
・発達や成長とは、様々なストレスを処理していく方法を学ぶこととも言えるかもしれません。
・社会で生きていく以上、ストレスは絶対になくなりません。
・幼い頃は、親が、その子をストレスから守り、また、時に親がストレスを処理したり、その方法を教えたりするとなどして、ストレスを処理することが可能ですが、
年齢が上がるに伴って、自分で処理する方法を学んでいかなければなりません。
・そして、その処理する方法の身に付け方で、最も有効なものが、【模倣】だと僕は思っています。
・その人が好きになると、その人に近づきたいと思います。
・その人をもっと感じたいと思います。
・そして、その人と同じことをすることによって、その人との一体感を感じ、その人を自分の中に感じていきます。
・僕は、こぱんはうすさくらに通ってくる子ども達の模倣対象になれるように、努力し、自分をもっと磨かなければいけないと思っています。
・また、時には、鬼として、子ども達の投げる豆を受け止めたいと思います。
◆但田たかゆき
【豆まきの話】
教室の毎日
22/12/31 08:47